もはやこれまで!
多くのメーカーが、いま将来に危機感を募らせている。
SISデータでの稼働、売り上げ、粗利推移や
実ホールでの入客状況、ファン人口推移
これらの将来予測値を推し量り、
販売推量を推計する。
開発費、人件費、いろいろな維持費。
会社を維持するには、売り上げ、粗利の分岐がある。
売り上げが減っていくのはもはや確定事項。
では、INの収入が減るのだから、OUTの支出を削るしかない。
削れるところすべて削れ、
削るところがなくなったらお前も削れ
とにかく火がついたような経費削減指示が飛ぶ。
中にいる人たちは、
会社の業績が悪化するのだから、いまの現給が今後も維持される保証はない。
生活設計を今のうちに根柢から見直して、生活レベルを引き下げておかないとならない。
水道ガス光熱費などの支払いを全部クレジット払いにしてポイント稼ぐといいよ。
電力自由化について調べようよ。
今まで、サンドに千円札を湯水のように投入してきた者たちが、
1円、10円の節約策を検討している。
もちろん、ぱちんこなんかやる金はない。
面白い機械が出てこなくなったのも、開発者がパチンコを実資金で自腹で遊技していないからだ。
しょうがないだろう。開発者だってサラリーマンだ。
今度生まれ変わったら、まともな企業はいりたいな・・・
すでに30代を超えた社員は、つぶしもきかず、
今よりもランクが下がることを想定している。
空を飛ぶカモメになりたい・・・
ぱちんこなんてしてこなければよかった・・・
普通の人間になりたい・・・
30代以上のぱちんこ業界従事者は、ほとんどが
学生時代から、ぱちんこスロットにはまり込み、好き好んで
ぱちんこ業界を選択してきた。
今の20代前半の社員は、逆にほとんど未経験だ。
なんでパチンコ業界を選んだの?
ホール企業は、昔と変わらず行く先がない学生の受け皿だが、
花形のメーカーは、アニメや漫画の影響がつよい。
深夜アニメの提供の多くは、ぱちんこメーカーだ。
AKBなどにも及んでいる。
結局、ぱちんこがまったくの初見の人間が、機械を作ったり、ホールに営業に行っているような状
態だ。
それはおかしくなるだろう。
だが、学生がぱちんこを常態的に打つような状態ではないのだから、しょうがない。
金銭面だ。いまさら書くことではないので、あれだが、
われわれが学生の頃は、学生がバイトの範囲内の資金でも
ひと月で30日フルでも打ち込めるような状態であった。
そこから、ぱちんこ業界に入る学生も生まれる。
長文すぎたので、つづく