識者によると、
パチンコ業界不況による、見通し悪化により、
退職者が、次々と後を絶たない。
年を明けたところで、さらに加速してきたようだ。
専門家でなくても、誰がどう見ても
この先好転する余地はない。
さらに景況悪化する。
実家暮らしの若者なら、しばらくニートでもいいやと、
バイト感覚で簡単にやめるようだが、
家族を持つ人間はそうもいかない。
給与の継ぎ目をうまくつなげるために、
次の仕事を確定させてからでないと、
やめるわけにはいかない。
次職にしても、現職中の余裕で
今よりも、よい待遇のところを探すのだが、
なかなかないようだ。
次の仕事見つからないなー
そんなぼやきが、かなり聞こえる。
なんだかんだいっても、パチンコ業界は待遇がいい。
それよりもよい条件となると、
首都圏はともかく地方になるとさらに厳しくなる。
次職を決めてからやめないと、
無職期間中で収益もなくなり、
数か月後に、失業保険受給して
それが切れるころになると、あせりだして
とりあえずどこでもいいやと
年中雇用しているような適当なブラック企業に決めてしまい
またすぐにやめる羽目になる。
入っては辞めの、ループが続くようになる。
自己退職の場合は、失業保険支給開始に
3か月のタイムラグがある。
その期間の生活資金でだいぶ貯金を食いつぶすことになる。
住民税などの諸税金、社会保険費も前年度の収入に応じたものになるので、
当年にいくら収入が減ろうが、高い税金をむしられることになる。
若者ほど、
俺優秀だし、若いから仕事すぐ決まると思うし、
ひと月ほど、しばらくまったり休んでから
仕事探しマース
なんて、気楽にやめがちだが、
条件のよいところなんてそんなに年中転がっているわけではない。
転職を決めてから、
条件が良いところが出現して、それに受かるまで
かなりの長期戦になるということをしっかりと認識した方がいい。
半年、1年、それくらい考えておくように。
それが、30代、40代になると、さらに深刻になってくる。
30代も中盤となると、管理職として要求されることが多い。
待遇がいいところに、未経験で雇われることはない。
転職活動も、さらに長期化すると思ってよい。
未経験のところに転職できるのは、28歳で限度だ
以降は、職務経歴が要求される。
以上を踏まえると、
現在パチンコ業界内には、転職活動中のかなりの数の退職予備軍が存在する。
ぱちんこパチスロを大学時代にする学生が絶滅したので
新卒採用が機能していない。
大学時代に、ぱちんこパチスロなんてやっている奴は
ほぼクズだ。まともなのがいない。
優秀なものから出ていき、優秀な学生が入ってこない
これがパチンコ業界の現実だ。
先のことを考えず、残念ながら、パチンコ業界に入ってしまった若者は、
まずリクナビネクストなどの転職サイトに登録し、
そこに記載できる項目があるかどうか、
転職市場に対し、自分の売りがあるかどうか
確認してみることだ。
そこに書くことがなければ、
今の仕事を一生懸命がんばって、上等な職務経歴記載項目を作るしかない。
転職活動を成功させるには、
今の仕事を一生懸命やって自分の価値をあげるしかない。
転職を決意しているのに、
今をさらにがんばらんといけんとは、
何やらようわからん話だが
事実なのでまあがんばれや。