ある情報筋によると・・・
某大手法人が、店舗のフロア分けを行ったようだ。
2階建てのAという店があるとして
1階を、店舗A
2階を、店舗B
として2店舗分に分離して登録し直すことだ。
客から見ると何も変わらないし、気づくこともない。
大昔に、裏モノ全盛期の頃からある手管で、
警察に不正がばれて、停止処分食らっても
1フロアだけですむので、そこだけ切り離せる。
ひどい店は、5階建てのビルで、ワンフロアづつの店舗で
1棟で、5店舗分のところもあった。
また、同様の不祥事リスク分散として、
法人格ごとに分けていたケースもある。
田中商事という10店舗を持っている元会社があるとして、
田中商事Aが、3店舗
田中商事Bが、3店舗
田中商事Cが、4店舗
などに分類させ、とりつぶしリスクを分散させる。
大店舗が禁止されていた時代は、
敷地内で、店舗I、店舗IIなどのように
建物分けしていたケースもある。
1店舗あたりの設置台数に上限があったからだ。
建物分けをすれば、大型にできる。
それも大店舗が許可されてからは、なくなった。
フロア分けを、店ぐるみの不正機が存在しないような
このご時世になぜわざわざ行うかというと、
換金率問題が関係する。
店舗が違えば換金率をそれぞれ設定できる。
1Fは等価、
2Fの低貸しは、低価交換で遊ばせる。
このような使い方ができる。
一物一価を警察が強要してきたため、
スロットの等価にあわせて、パチンコを等価に変更せざるを得なかったところが多い。
強要時に当初は、多数階の店は、フロア分け、
郊外大型店は、壁の敷居と出入り口を新たに増設し、
店舗分けして対策をするような
ケースが見られ始めたが、
警察から、、
「それってあからさまな一物一価対策だよね、不適切だよね」
そんな指導が入り
それらは、ダメなモノとして、各所で控えられるようになった。
ところがだ、冒頭にあるように
某大手法人が、このたびフロア分けを行ったと・・・、
誰もが、
「あれ? えっ?いいの?」
そんな感じだった。
じゃあそこがOKなら、うちもやろうかな。
続く法人も今後増えていくだろう。
スロットは等価、
低貸しパチンコ、パチスロは、低価交換で遊ばせる
パチンコは、甘デジ、ライト、30個~40個、
MAX等価
これくらいの客分けで、ちょうどいいのではないか。
パチンコ屋が全部等価になってから経営がおかしくなった。
10割分岐では、放出できなくなり、
釘も渋く、スロットにも設定が入れられなくなり客も飛んだ。
低貸しも等価で回すことができなくなった。
大当たり1回で、2400個の出玉が主流であった頃は、2.5円交換が多かった。
スペックが変わり、
出玉が減ってきて、1回で、1600個くらいまで落ちた頃から
出玉の差を換金率で射幸性をとるために、だんだん高価にしていったように覚えている。
等価は金がかかり、1発大勝利すればリターンは、でかいかも知れないが、
遊技の大半が負ける状態の現状況では、投資金額がかかりすぎて続かない。
こないだの、シンポジウムでお偉いさんが言っていたね。
全体でやらないと変わらない。
ならばみんなで
多数階の店は、フロア分け、
平建ての店は、壁分け区切りで、
店舗の細分化をどんどんやるといいだろう。
全国12000軒を細分化して、
換金率ごとに30000軒くらいにしてしまえばいい。
生き残るための手段として、すぐやっていくべきだ。