コラム

0(:3 )~ もうぱちんこで新規ギャンブル依存症は生まれない?

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減りゆく遊技人口

最盛期に3000万人を超えていたぱちんこ遊技人口であるが、
いまや1000万人を下回っている。
設置台数も、低貸し用が過半数を越え
射幸性でいったら、往年よりもはるかに低い。
そもそも筆者も昔はほぼ毎日のようにパチンコ、パチスロを打っていた。
だが、今はもうほとんど打たない。
頻度が減った原因は簡単だ。負けっぱなしで勝てないからだ。
完全にやめてしまえばいいのにと思われるだろうが、
脱出予定であるが、業界の中にもうしばらくつからざるを得ないため、
年度の話題作はネタのためにある程度打っておく必要がある。
それにしても本当に勝てなくなった。
粗利率の上昇を見てもわかるが、
ホールから客への還元も減っている。
使う金額がとにかく大きい。
朝財布に8万も入れておけば大丈夫だろうと打ちにいくと
まさかという感覚だが、あっという間になくなっている。
現在主に毎日通えるような時間のある人は、低貸し遊技がメインだろうが
それでも低貸しの方が、粗利率が高いため
一定金額まで負ける時間がちょっと伸びただけで
一方的に負けることには変わりない。

負けすぎて金がなくなったのが、客が減った要因

勝つと脳が中毒状態になり、
また勝てるに違いないと次の日もいく。
それで勝ったら大変だ。その次の日もまたまたいくことになる。
たとえ負けても、負け方によっては中毒になる。
確変で何連荘もして、出玉をどっとだし、
そこから飲まれてやめるなど、気持ち良い点が多々ある負け方は
次は勝てるかもといってしまう。
ギャンブル中毒にさせるには簡単だ。
勝率が1/2程度あれば、ほとんどの人間が中毒になる。
勝つか負けるかが50%なら勝負になる。
土日あればどちらか勝って、また次の週もいく。
「誘う方も、稼げるから新装やイベント行こうよ」
と新規の仲間を次々に勧誘することができる。
今は勝率自体も下がり、1/3~1/4程度だろう。
月に土日フルにいくと8回
そのうち、2、3回しか勝てないとなると
負けが連続で続いたらその月の予算がなくなる。
今はほぼ負けるので友人も新規に誘いづらい。
「ほぼ負けるけど打ちに行こうよ」
誰がこの誘いに乗るだろうか。
そもそもサラリーマンの月の小遣い3万円で勝負できない。
3万円程度2、3時間で消えてなくなる。
あまりにも負けすぎて、打ちにいく金自体がなくなる。
いかなくなると中毒症状も次第に抜けて、
いってもどうせ勝てないしと興味もなくなる。
金銭感覚も元に戻る。
筆者の経験で2~3週間も連続で打たないとどうでもよくなる。
これが遊技人口が減った要因の一つだ。
ホール側が客から抜きに抜いている限り
メイン客である中毒者を自ら治してしまっている状況であり、
客が減っても仕方あるまい。

重傷患者

重度のギャンブル依存症となると
予算を超えて、使ってはならない金まで手を付けてしまうので大変だ。
負けが込んでいても
逆転の経験が数多くある人はやっかいだ。
筆者も経験があるが、10万使って10万取り返した経験のある人は、
まさに10万まで使っても取り返せるかもと、熱くなってさらにつぎ込んでしまう。
近隣のコンビニATMに何度も何度も通い次々にサンドにつぎ込む。
筆者の場合は1日10万が限度だ。そこで心が折れる。
朝から投資が3万を越えてくると怒りを覚え
どんどんつぎ込み、6万を超えてくると
あきらめを感じ、どうでもよくなってくる。
10万までぶっこんでやるよとぼーっと打つようになる。
そしてたいてい10万負けまで到達する。
4号機全盛期やぱちんこMAX機があったころは、
投資金額と回収金額が大きくなり
勝つときと負けるときの金額がすごく大きくなった。
だが、これからスペック規制が入り
出玉が減るため、逆転の機会がなくなる。
10万も使ったらほぼ取り返せない。
5万円分(12,500発)でも相当な時間がかかるだろう。
見返りも望めなければ、自然に投資金額も減っていく。
下手すれば使う金額とそのスピードは変わらないのに
出玉スピードが異様に遅いことだけになるかもしれない。
筆者のように、金のために、金を稼ぐことだけのために
ぱちんこを打っていたような人は稼げる見込みがないだけで
実際すぱっとやめることができる。

低貸し&新基準機時代は破滅への道

低貸しで規制スペックであれば射幸性はもう皆無に近い。
じいさんばあさんがひまつぶしに毎日張り付いて
1日平均数千円の負けで済んでと・・
これも一種の中毒だが、行政にとってはそれでいいのかもしれないが、
パチンコ産業にとっては、それでは儲からず経営できない。
今までさんざんイベントや出玉で煽って、
中毒者≒リピーター顧客をどれだけ多く作るかに心血を注いできたのに、
広告もイベントも禁止され、機械性能も制限され売上が極限まで下がれば
機械代や下手すれば人件費、光熱費まで回収できない。
ギャンブル依存症問題がすべて解決したら
それこそぱちんこ産業の破滅である。
機械総入れ替え後も残る店は、
徐々に低貸し比率を下げていかないと成り立たない。
そして今低貸しのみの店はつぶれざるを得ない。
皮肉なことに、地域の低貸し店がなくなることで、
じいさんばあさんの低貸し遊技依存も物理的になくなることになる。
新基準のスペック規制で、金目的の中毒者も少なくなり
低貸し営業も少なくなることで、じいさんばあさんの暇つぶし中毒者も消える。
遊技人口は限りなく減ることだろう。
そのように今後、新規にぱちんこでギャンブル依存症が増加することは
もうないと思われる。
日本国民にとっては、いいことなんだろうが、
産業の終わりに対しては一抹のさみしさを感じる。
「蚕・絹織物産業、石炭産業」
それらにこれから昔あった産業として
ぱちんこ産業が加わることになるのだろうか。

 




 

 




 



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