衰退産業
今も残っていることは残っているが、
大手銀行の傘下で、年収の1/3までの融資とかなり制限されている。
昔はTVをつければ、サラ金(消費者金融)のCMばかりで辟易したものだが、
いまはラジオをつければ、サラ金に群がる「過払い請求弁護士事務所」のCMだらけであ
る。
貸出金規制と過払い請求のダメージで、経営が悪化し
今の状況に陥ったようだ。
闇金等もあるが、一般には縁遠い。
ぱちんこを打つ人も、借金してまで打つ人も減っていることだろう。
あともう少し打てば天井まで行って全部回収できるかもなんて
夢物語のような機械などもうない。
打てば打つだけ負けるだけ。
パチンコ店の中の客層にも変化が
▽普通の若者が消えた。
チンピラまがいの連中はいるが、一般の普通の20代(大学生、若年サラリーマン)がい
なくなった。
4円ぱちんこや、20円スロットでは、
投資金が学生には、もはや遊技不可能レベルまで達しているのが要因だ。
低貸しではたいして儲からないので、中毒症状≒リピーターにはなりづらい。
昔のように、「不良」だけがたむろするパチンコ店に戻りつつある。
▽サラリーマンが消えた
スーツを着て、仕事中の空き時間もしくは、仕事帰りの遊技といったものが消えた。
単純に月の小遣いで遊技できる状況ではないからだ。
いまだ残っている人たちを見ると小金持ちなのだろうと思う。
平日の昼間からひたすらサンドに金を注ぎ込むじじいやばばあ
金がふんだんにあるのだろうな。
ホールにとっては、超上得意様だ。
見てると、ジャグラーなど
「この台がまだ当たってないから出るよー」
と、若者ならたくさん当たっている台から
設定確率を推測して立ち回るのだが、
逆にわざわざ当たりが少ない台を選んで打ってくれる。
金持ちはいくら負けてもへでもないのだろうな。
うらやましい限りである。
ギリギリの生活をしている人にとっては、
限界があるため、ぱちんこではもう中毒になることはない。
負けても負けても、打ち込める中毒者≒お金持ち
これってその人たちからすれば
行政の対応は余計なお世話なのかもしれない。
ほとんどの人の中毒は金が物理的に尽きれば収まる。
人によってその限界は違うということだ。