0(:3 )~ 盆休みも働いているメーカー、販社社員
2017年8月15日
とにかく類を見ないほどの機種数が8月から9月にかけて
最後の5.5号機として投入される。
TOPは、もちろん北斗次に番長の増台
他は軒並み数千台といった結果。
ひどい機械は、数百台といったところも。
もちろんこれでは開発費や人件費は回収できない。
だが、10月以降は売れないため、ここで売るしかない。
少しでも回収しなければということだ。
5.9号機は客にとってさらに悲惨な結果になると見られている。
結局聖闘士星矢にしろ、ゴルゴ13にしろ
客にとって出玉の波がきつい台の方が注目を浴びている。
5.9号機打つくらいならAタイプの方がまし。
結果のでた機種が出るまで買い控え。
すでにそのように想定されている。
9月の駆け込み需要で結果のでなかったスロットメーカーは
冬期の業績が絶望的だろう。
部材を余らせるとさらに赤字が進むので
メーカーは予定台数をとにかく売り切らなければならない。
メーカーや販社営業社員は、厳しいノルマを達成するために盆休み返上で、ホールに足繁く通う。
売れないのはわかっているが、活動したアピールをしておかないと
ノルマを達成できなかったときのいいわけにならない。
上は今だに上位目線のため、「売ってこい売ってこい」というが、
メーカー営業が売れないのではなく、ホール側が買わないのであって
お客様に買っていただくといった基本的な姿勢が失われている。
結果が出ないのが確定している機械とお客様の懐を考えれば
買わないのはあたりまえだが、
これは末端営業社員のせいではない。
暑い中機械を担いで持ち込んで一生懸命説明しても
数十店舗ある法人で1台程度のお情け購入といった状況
経費を考えれば赤字だろう。
まさにおかわいそうにといったところだ。
早く納品期限の9月が過ぎないかな
メーカー営業はそう考えているだろう。
時間が解決してくれる。
そうはいっても、そこからは悲惨な5.9号機が待っているわけで
大手メーカーでも1万台に届かない機械販売が続く。
悪化する経営状況に、さらにノルマは増え、上司からは毎日怒られる。
もちろんホールからは、いらないのじゃなくて、買えないんだよと断られる。
板挟みに苦しむ。
全体に諦めモードがはびこる。
ある程度落ち着いたら、転職活動をすすめよう。
「いつまでいる?」
そういった会話があたりで聞こえる。
そんな絶望的な状況が今からでも想像できるようだ。
みんながんばろう。
君たちのゴールは次の良いパチンコ産業以外の会社に転職できたときだ。