・釘調整、ベース問題
・パチンコMAX機規制10末
・パチスロ規制も11末
・等価交換廃止の風潮
・ぱちんこ機撤去(NEW)
・2017年4月に消費増税
・2020年オリンピック前後にカジノオープン?
次から次にパチンコ業界に危機が襲う。
出先で正確な数値は忘れたが、
2015年度の全ホールの年間機械の購買台数は、
パチンコ200万台パチスロ100万台程度である。
もちろん、駆け込み需要で無理な購買が響いたので、
2016年前半までの予算を前倒しして、購入に踏み切ったホールもおおい。
ところが、機械代はかかったものの
あたりまえに稼働がついてきていないので、
結局客の負担だけが増えてしまった。
金もないので、2016年度は、購買が減るだろうなと見込んでいたが、
ここで撤去という騒ぎだ。
300万台の強制入替となると、年間購買台数200万台から見ると
まあ1年半で普通に入れ替えできそうだよね。
と思われがちだ。
多くのホールの稼働が落ち込んでいる中で、
機械購買をまだまだ減らせない状況になった。
もちろん中古機入替は機能しない、
対応機は高価なものになるだろう。
入替猶予期間にもよるだろうが、相当な負担と見られる。
中小零細法人は、入替予算計画に応じて
ベニヤ島が大量に発生する。
パチンコ入替に予算を割かなければならないため、
パチスロまで手が出ずに予算を絞られる。
そして12月以降の機械入替は、
対応機に予算をとっておかなければならないので
相当絞った購入になるだろう。
スロに対しても、今後規制の危険がある。
何があってもおかしくない。
AT機、ART機は、そのおそれがあるため
買うことをためらわれる。
ジャグラーやエヴァなどの安全なAタイプ以外の購買は危険なのではないか。
どちらにしろ、来年は
パチンコを大量に入れ替えなければならないため
パチスロ入替えにさく予算は減らされるだろう。
打ち出の小槌状態で、負担はすべて客にいくわけだが、
すでに抜かれすぎていて客には金がない。
ホールにも金がない。
この負担を使ってまで耐えられるところしか生き残れない。
メーカーも来年2016年度は入替需要で維持できても
2017年2018年となってくると、もう絶望的だろう。
客、ホール、メーカー
どこもダメになる。
事前にリスクに備えた対策ができるのは
強いところのみであり、
弱いところから、目先のことしか考えられずに力尽きる。
会社だけでなく個人もリスクにそなえなければならない。
自分の所属している会社がどうなるか
よく先のことを考えて、身の振り方を前もって考えておくことだ。