スロ新基準機の評判が著しく悪い。
客が負けすぎ、店が抜きすぎているのだ。
話題のISの11/3日粗利59000円という数値は、
ほとんどの人が初めて見る数値だった。
これは例外なのでほっておいても、
他の新台機械も、のきなみ1万オーバーしている。
いまの機械でまともに良心的な使われ方をしているのは、
データ上は、バジリスク、ハナビ、ジャグラーくらいしかない。
新基準機のこの抜きっぷりでは、客もすぐいなくなる。
いくら金を使っても、ほどんど差玉が出ない。
それに、今後は事故待ち機械すら許されなくなる。
スロットの新基準機は、もうダメということでいいだろう。
新基準機が使えないとなると、
残るは、ジャグラーなどのAタイプというところだが、
いまアルゼは、ハナビを軸に抱き合わせをしている。
ホールもしかたなしにこれを受け入れるしかない。
それにしても客からこれだけ抜いて、
持つと思っているのだろうか。
まあこんなこといわれなくても、
ホール側もわかりきっていることだろう。
慈善事業ではないのだから
抜かなければ経営できない。
新台は、客がついているうちに回収を終えないと
入れ替え赤字となってしまう。
だから抜く、結局さらに客が飛ぶ。悪循環だ。
かつての新台入れ替えといえば、放出イベントであったが
今の若い子たちにそんな感覚はもうないだろう。
ただ新しい台を打てるだけ。
現在警察から唯一許されているイベントであるのに、
これではもう何をやってもダメだろう。
ひと月の入れ替え回数が多すぎるのだ。
地域によっては、毎週新台入れ替えをしているところもある。
やはり、新台入れ替えは月1くらいまでしぼらないといけないだろう。
現在は、TOP納品日の月曜にほとんどの店が一斉オープンするが、
昔は、店によって新装開店日が月曜から日曜までばらけていることが多く、
いろいろな店を回遊したものだ。
月1にしぼって、開店日を各店ずらすくらいで
新台入れ替えイベントの希少性を元にもどせないだろうか。
これも組合レベルでまとまってやらないとダメだ。
だが、自分の店だけ儲かればいいという、抜け駆けする超大手が多いから
団結力がまったくなく、実現性はない。
いまは、客も負けすぎてダメ
ホールも、機械代すら回収しきれずにダメ
メーカーも機械が売れなくなってダメ
ダメづくしで、終わりが近い。
そして客が飛ぶとまた低貸し戦争が始まる。
さすがに0.1パチ、1スロがデフレの下限と思うが、
いま1パチと0.2パチとか併設しているところがあるが、1パチが死んでしまっている。
その店の下限貸し玉にのみ客がついてあとは飛んでしまう。
こういう店は、やがて1パチをやめて、0.2パチと4円パチの併設にならざるをえなく
売り上げがさらに減る
市場単位で、0.1パチ、0.2パチが増えてくれば
またどこの店も同じようになる。
それか、さらに下げて、0.05パチ、0.5スロ
ここまでいくのかもしれない。
売り上げも粗利も減る。
デフレ戦争の行き先は、全員共倒れだ。
今年の規制前駆け込み大量入れ替えは失敗だった。
どこのホールもそんな感想が多い。
客の負担が増えただけだ。
負担を増やせば、さらに客が減る。
パチンコ業界の中の人たちも
反動の先行き不安が、よりいっそう濃くなっている。
もうだめだな
そうつぶやくひとがふえた