帝都は、今日も朝から気持ちのいい快晴である。
こういう良い天気にはお散歩に出かけたくなるな。
冬型の気圧配置とはよくいったもので、
帝都の冬場は好天率が非常に高く、
逆に日本海側はどんよりとした、雪模様である。
自殺率が高いのも日本海側のように
人間に与える心理にも影響があるようだ。
徳川も、よくぞ関八州に政権を開いてくれたなという感じが
冬場になるとひしひしと感じられる。
天気が悪いと
稼働に影響が出てくる。
一般的に、雨だと、農業漁業、建設現場が休みになるようで
やることがないから、パチンコ屋がにぎわうといった感じだ。
土日も、行楽が雨天中止になって
普通の人が来るとか、
ところが、雪があまりにひどいと
外に出る気すらしないようで、
今回の寒波で北海道など雪国地域の稼働はすさまじく落ちているようだ。
都市部は多少融雪されているにしても、
郊外になると、さすがに吹雪の中で
ぱちんこに行こうなんて思わないな。
首都圏は、そういった点から見ても
経済的にかなりめぐまれている。
だが、このような首都一極集中のなかで、
数年後におそらく起こるといわれているのが
関東大震災IIである。
その中では、
東北の時の暴動や騒乱の比ではなく、
鬼畜の世界が繰り広げられるだろう。
東北の震災で国民が学習したのは、
死体や流民はお宝の山ということだ。
逃げる時には、着の身着のままで飛び出してくるより
とりあえず手に取る範囲の、
最低限の貴重品をきちんともって出てくる人が多いだろう。
あたり一面にお宝が散乱しているようなものだ。
そして、電源が落ちてしまい、防犯カメラも警備会社も機能しない。
警察も自衛隊も自警団もあたりにいなければ、
略奪し放題となる。
人生逆転のチャンスを狙った連中が
当然のごとく
田園調布などのお金持ち家や、
銀行、コンビニATMなどが襲撃し、
壊滅的な被害となることが想定される。
関東以外の全国からも、宝を求め
略奪者が終結する。
地震や火事本体よりも、その後の暴動の方が
被害の大きいところだろう。
田舎なら、公民館や避難所が機能するだろうが、
都市部では、隣の人も知らないし、
どこにいけばいいのかもわからない。
とりあえず少数でいると危険なので
人の多いところに集まるしかない。
最新の建築物は、
強い震度まで耐えられるようなので、
ほとんど生き残るだろう。
自家発電設備もある。
人はそのような大きな施設に逃げ、
暴徒はその間に、
避難している人たちの留守宅で宝探しをする。
暴徒側に回る側、
自警団に入り、治安を守る側、
あなたはどちら側に入るだろうか。
秩序の回復まで数週間はかかる。
若者は、これをチャンスとばかりに、
暴徒側に回り略奪の限りを尽くすだろう。
そういうことを想定すると、
いざという時に備えて、
防災グッズには、武器も必要だ。
ネットで買えるもので、
警棒、ナイフ、さすまた、スタンガンなどがある。
もうちょっと積めば、中国製の銃や弾丸もいけるかもしれない。
なんか、すぐに暴徒に奪われて返り討ちされそうなものばかりだが、
それとも憲法9条とばかりに、手ぶら無抵抗ですぐに降参した方がいいのだろうか。
週末に、
「さいとう・たかを」のサバイバルを熟読したのは内緒だ。
やはり銃をもったものが、一番強いな。
まあそのような世界が
関東では、あと数年後、もしくは明日にも起こるかもしれないといわれている中で
雪に埋もれているくらいの地方のほうが幸せかもしれない。