パチンコ企業ってどんな雰囲気ですか?
北朝鮮みたいなところですか?
よく聞かれる。
当たらずとも遠からずである!!!
「明るい未来のために!
社会のために!
お客様のために貢献しましょう。
夢があるから生きていける!
みんなで集まれば素晴らしいアイディアが生まれる!」
どうでもいい単語を適当に並べたら
ハロープロジェクトとかAKBの安っぽい歌の歌詞のようになるが
ぱちんこ企業の
外向けの企業宣伝用と内向けの社員洗脳用の言葉は、
どこもかしこも、どっかで聞いたことのあるような
薄い抽象的な言葉でいいつくろっている。
呪文のように
未来
未来
明るい
明るい
希望希望
可能性可能性
最高最高
バカの一つ覚えで当たり障りのない
綺麗な言葉をひたすら唱えさせ
一生懸命洗脳する。
不安だからこそ、明るい言葉を唱えさせる。
これこそ企業宗教だ。
社内に信者を作り上げ
不穏分子を徹底的に攻撃させ
社員に不安じみたことを一切言わせない。
現実を見つめることを決してさせない。
今苦行であっても、
すべてが未来への投資なのだと言いくるめる。
ワタミの社長曰く、給料が低くても「会社に貯金」してると思いなさい。
企業にとっては、目からうろこが落ちる素晴らしい言葉だ!
未来だけ考えさせればいい。
すべては未来への修行なのだ!
脳みそのない、体育会系は
先輩や監督の
命令通りにのみ動く生活を長らくやってきたので。
強い自己をもっていない。
会社の言われるがままに動き、
すぐに自社の企業信者になってしまう。
企業からすれば、非常にありがたく
人気があるのもあたりまえだ。
徒弟産業時代の、
師匠と弟子の関係なら
技術、知識、経験と引き換えに奉公するのに
どんなに長時間で劣悪な労働で辛くても
なんの疑問も抱かないだろう。
だが、いまの時代は
そんな技術が身につく業務も少ないし、
洗脳されるようなバカばかりではない。
きれいごとと、嘘ばかりほざきやがって!
だまされた!
冷静な普通の人間は、
会社のきれいごとと、実態を比較して
会社に対して非常に不満を抱いている。
「ブラック企業」という言葉が流行りだし、
その定義も固まってきつつある現状で、
うさんくさい言葉を用いてで社員を洗脳するのは
もはや不可能に近くなってきたのではないか。
軽い言葉が際立って、よけいダメ企業にみえる。
実態と剥離した、外向きの宣伝セリフに
中の社員はいらだちをかくせない。
いやならやめればいい。というわけで
不満を持つ人は、
常日頃転職のタイミングを考えながら働いている人間も多いようだ。
メーカーもホールも
これからパチンコ企業に入ろうとしている
アホな学生は、
外向けのきれいな言葉でのみだまされないよう
企業研究をしっかりすることだ。