人手不足により、
月月火火水木金状態で、休日ってなに?という勤務状況が続いているが、
お昼に街中に出て、
ひょいとぱちんこ屋を除くと、都内なのでまあそれなりに人がいる。
お金持ちだなー
実際そんな感想しかない。
映画で見た、ショーウインドウを眺める貧しい黒人の子供を思い出す。
今のぱちんこは、生活に余裕がある人しか打てない。
普通の給与の人なら、1日5万も負ければ、その月の生活は苦しくなる。
この状況で、ぱちんこを打てる人って、
どんな悪いことをして金を得ているのだろう。
先祖代来の大金持ちなのだろうか。
帝都の大規模駅大型チェーン店にはたしかにごまんと客がいるが、
郊外や田舎の金がない地域は、低貸ししか客がいない。
10年分くらいの月SISデータを眺めているが、
季節要因を平準化するため移動平均で推移を取って見ていると、
あたりまえだが、いまが一番悪い。
もうコピペ状態だが、一応記載すると・・
客が来ない。経営を維持するためさらに抜く。
さらに客がこなくなる
ひたすらこの繰り返しだ。
低貸しで、みせかけの稼働を増やすことはできる。
1パチは、負ける速度が1/4になっただけで、
4円よりも釘が渋く結局より負けることに客は気づく。
そして1パチからも客が飛ぶ。
ならばと、0.1、0.2、0.5パチと「やけくそ低貸し」と呼ばれるものに移行する。
客はたしかにつく。
地域の、低貸し客もより安い店へということで、集まってくる。
やがて地域店舗全体で、低貸し競争が起き、0.1パチで統一される。
1パチすらも、高貸しに見える状態にまで低貸し競争は移行してしまった。
もとの稼働が低い中で、低貸しをやってしまったホールは
店内移動が起き、自店の4円客が低貸しに移動してしまい、
低貸しはフル稼働なのに、4円が誰もいない状況になる。
低貸しに逃げるのは、末期症状に近い。
客からすると、低貸しを含めても、まだ遊技費用が高い。
リターンがない分、金を捨てるだけだからだ。
客が来ない。
ホールに金がなくなる。
機械を買わなくなる。
負の連鎖のすべての発端は、ホールの高価交換から始まっている。
これが治らないのでは、どうしようもない。
まあいまさらもう無理だろう。
メーカーも、金のある大手ホールしかもう相手をしていない。
中小は中古で糊口をしのぎたくても
新台とたいして変わらない中古機高騰状態で手が出せない。
メーカー側は、機械販売数が減るので、単価を上げるしかない。
今年は、やすやすと1台50万を突破してくるだろう。
この金額でクソ台だと、機械代金回収ができない。
だからよけい買わない。
そんなことで、メーカーも開発費すら回収できない機種が増えてくる。
劣化スペックでどうせ売れないし、
大手法人だけに販売を絞ればいいので、
直販営業社員もそんなにいらなくなる。
全国で100名もいれば十分だろう。まだ多いか。
めったに買わないホールは、業者やブローカーにまかせればいい。
人がだんだん減っていく。というか逃げていく。
来月の給与どれくらい減るんだろうな。
じわじわと、給与も減り始めている。
人が減った分、のこった人間が倍頑張るしかない。
会社にお金はない。
ウォーズマンの絵が額縁に飾られている。
一人で、10倍働こう!
血書のように赤文字で書かれている。
先を見越して、多くの人が転職を考えている。
転職が間に合う前に会社の方が先につぶれてしまうかもしれない。
人がつぶれる方が先だろうか。