アメリカが、日本時間12/17 4:00頃に利上げを発表する。
1年にもわたってネタを引っ張った
超S級の世界経済イベントである。
今朝の段階で、121.6円ほどのドル価格だが、
これがキチガイレベルで乱高下する。
朝のテレ東の番組で、
120.5~123円まで、上下幅がすさまじい予測がされていた。
今日はたくさん儲けるひとが多いのだろうな。
こういう時には、相場が一方向にはすすまず、短時間に上下にぶれるため
ハイレバレッジでは、買いも売りポジも両方消滅する。
3円ほど耐えられるしょぼいレバレッジで
121円アンダーの買い指値を入れて122円後半の利確指値を入れるのが
いいのかな。
まあ、個人的にはむちゃな勝負はしたくないので見だ。
為替売買は、パチンコとは比べ物にならないほど
低い勝負から、高い勝負まで楽しめるので、
昔からパチンコ卒業者が、飛びつくギャンブルとしての受け皿になっている。
1万円の原資を億まで持っていくのは、パチンコでは不可能だが、
FXなどの相場では可能だ。
なお、本日で材料出尽くしになるので、
たとえ今日株価から為替まですべて爆上げしても、
明日以降中国を発端とする世界不景気感と原油安で
またじりじりと下がっていくだろう。
そして来年は米利上げの影響に世界が振り回される。
四半期おき、3,6,9,12月に
さらに利上げを実施するとみられている。
何が起きるのか。急速な円高になるとみられている。
日本もこれ以上の大きな追加緩和を実施するとは思えない。
アベノミクスで上がってきた、好景気もこれでいったん終焉である。
下限が落ち着いて、2020年のオリンピック景気に向け、
再度上昇するのは2017年以降となるだろう。
世間の景気がいいといわれている中で、
パチンコ業界は先行して不景気であった。
世間の景気が悪くなって来れば、
パチンコ業界はさらに不景気になるだろう。
客の余剰資金がなくなる。
もっともっと客が飛ぶ。
ぱちんこ業界の中にいる我々でさえ、
世間と同じように、雇われサラリーマンである。
すでに不況に見舞われ、パチンコを打つような、余剰資金はない。
今後給料も減っていくことを考えると、
必ず負ける無駄なパチンコなど打てないな。
原油とドル円を本日の高値で売り払った方がまだましだ。
現在ホールは、過去最低稼働に陥っている。
2016年は、さらに客がいなくなる。
もっともっとホールの経営がきつくなる。
客は「客が多い店」がいい店だと思い、
客がいない店にはよりつかない。
強弱の差が強まる。
閑散として、人がいないと
よけいでない店と思われるので、見かけの入客だけでも増やそうと
さらに低貸しのデフレ戦争に手を出す。
0.1パチ、1スロが全体に広がるのも時間の問題だろう。
低貸しの導入に失敗すると、低貸しコーナーにしか客がいない末期の店舗になる。
釘は限界まで閉めており、これ以上は釘に球がはさまる。
設定はALL1でこれ以上下げられない。
客数が減るだけ、そのまま収益が減る。
収益がなくなると、
機械を買うお金もなくなる。
メーカーの経営もきつくなる。
どんどんどんどん販売台数が減っていく。
人もモノも金も全部減っていく。
去っていく。消えていく。なくなる。
新基準への入れ替え特需感が薄れたので、
中小泡沫メーカーは手持ちの開発機械をめどに
事業閉鎖を選ぶだろう。
いつまで会社が持つのだろう。
年の瀬なのに周りは暗い話ばかりだ。
なにか解決策はないのだろうか。
まずは、ホールをもっと減らすことだ。
極大域の18000店舗より、現在の10500店舗まで店舗数は減っているが、
店舗が大型化しているため、設置台数は、たいして減っていない。
たしか増えているんじゃないか?
現在のパチンコファンの総数から行くと、
設置台数も半分、軒数も5000店舗ほどで十分だ。
ただただ多すぎるのだ。
分母が減れば、入客感も出る。
生き残った店舗も潤う。
健全な経営ができるところだけ残り、
またそこからファンを養成しなおせばいい。
高価交換と低貸し営業からの脱却は、
もはや警察から強制的に大ナタを振るわれでもなければ不可能だろう。
ならば自然淘汰であと5000店舗なくなってもらうしかない。
今客がいない店舗は、もうあきらめたほうがいい。
経営回復は絶対にできない。
早急な決断が待たれるところだ。