この時期のぼったくりパチンコ屋に行くわけもなく
退屈なGWを過ごしていたところに
なんかエキサイティングなニュースが飛び込んできた。
箱根が噴火するかも!?
ということだ。
箱根には幼少のころからよく訪れており、
今も年に何度も足を運ぶところだ。
ネットで箱根山を見ると、
我らが岡田美術館が目と鼻の先にある。
アルゼ社員は、ユニバカーニバルなんて準備してる場合じゃねーだろ。
美術品をユニバカーニバルまで退避輸送して展示しろよくらいのことだろう。
クソライターのバカ騒ぎより
「深川の雪」
をサンシャインで展示しろよ
とはいっても、かくいう我々も岡田美術館には結局一度も足を踏み入れていない。
この世から跡形もなくなくなる前に行っておこう!
こうして、我々愉快犯は箱根に取材に向かった。
もう一つ心残りは、
ジョギングをするものなら、一度は出てみたいのが
東京マラソンと箱根駅伝だろう。
東京マラソンは、抽選運が悪く、開始から一度も当たっていない。
箱根駅伝は学生のみだが、コースはいつでもある。
そのまんま国道1号線だ。
コース上にちょうど岡田美術館があるので、
なくなる前の、駅伝コースも走る!
このプランも入れた。
そういえば、旧街道箱根8里を徒歩で越える経験をしていない人は
早めにやっておいた方がいいね。
もうそっちの方は、何回もしてるから大丈夫である。
さて、湯本の駅に着くと、さすがに駅前は激込みであるが、
駅前を過ぎると、ゆったりとしてくる。
さて、国1を走るかということだが、
道が噴火のせいで空いているせいか、車のスピードが速く危険である。
走るのは無理。
車と歩行者ぎりぎりくらい。
まあ歩くかと、早歩きでいくと
途中に吊り橋があった。
寄り道にちょいと行ってみると
ぐらぐらゆれる。
ここで地震か!
と振り返ると
中国人風男性がひとり立っていた。
引き続き早歩きで国1を進むが、
道路が狭く、
車が通るたびに危険である。
引き返そうかなと空き地で迷っていると
リュックを背負った、年配者が歩いてくるのが見えた。
この人も上まで歩くのだろう。
しめしめとばかりに、
この年配者の10mくらいあとから歩く。
車にひかれるのはこのおっさんだから安全だわ。
その先もあるくが、
途中でもう面倒だから
ちょうど来たバスにのって
岡田美術館になんとか到着
16時
人気がない入り口で
看板を見ると、
17時まで、入館16:30まで
と書いてある。
入館料2800円、庭園300円
計3100円
1時間では無理だわ。
それにしてもぼったくりにもほどがある
また今度?にしよう。
今度があることを祈る。
あたりは、小涌谷で、
目指す大涌谷までもう少しである。
ここまで来たら
↑この有名な看板を自分の写真に納めて帰りたい。
上空は、TV局の取材ヘリらしきものがホバリングをしている。
そして硫黄臭い。
あたりは、普段なら人がたくさんいるのだろうが、
通行止めやロープウェーが止まっていることもあり、
閑散としてる
つーかもう夕方だし
タクシーもあたりにみあたらないので
徒歩で、大枠谷近くまで行ってみよう。
途中に標識を見ると、封鎖が多い。
あと5kmだと、徒歩1時間くらいだけど
あたりに臭いがするなー
まあ時間も遅いし、往復の時間を考えるともう無理だろう。
大涌谷にタクシーも、バスもないと死ねる。
考えていると、
がらがらのバスが目の前からちょうど来たので、
ここで諦めて、それに乗って退散
バスの中は硫黄の臭いで充満している。
そして小田原で一杯やって帰宅。
今回の取材はすべて失敗に終わった。
旅は、午後からではなく
朝早くから行くべきだったなということだ。
噴火すると神奈川は火砕流で壊滅するそうなので
大変だよね。
次行くときまで岡田美術館があるといいな。
無料券くらいよこせよ。
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