スマホがあれば家でも、外出先でも
いつでも無料でゲームが楽しめる時代
劇団ひとりがコンビニでお弁当をあたためている間の
30秒でボスバトルに一喜一憂する
「ファイナルファンタジー・レコードキーパー」のTVCMが印象的だ
そんな時代に、
時間もかかる、お金も損するかもしれない、服もタバコ臭くなる
そんな遊びにわざわざ足を運んでいく理由があるだろうか?
もちろん、昔の新装開店やモーニング等の様に
行けば十中八九勝てるということなら
ヒマな若者であれば朝から並んでタコ粘りもありだろうが・・・
(20年前のパチンコ新装開店動画)
映画館も客離れに四苦八苦している
ネットで動画が楽しめる時代、わざわざ2000円レベルのお金を払ってまで
時間も指定されて映画を見る理由がないというのである
そこで、3Dや4DXなどの、そこでしか体験できない“体感型”の施策を打って
なんとか映画館にいく理由を創ろうとしている
「ゼロ・グラビティ」のような作品なら映画館で見た方がより楽しめるだろう
パチンコも液晶の図柄合せだけでなく、
最近では「牙狼金色になれ」に代表される
剣を刺したり、黄金騎士の仮面が飛び出る等の“体感型”の役物が増えてきており
確かに、その物理的な部分はスマホアプリでは表現できないところであろう
識者は語る
今後パチンコの存在理由として、
割数・勝率のアップ以外では
射幸性と関係のない部分の進化による
パチンコ島でしか味わえない“体感”が求められるであろう
思えば、ドラム、7セグ、ドットから液晶へ
液晶からキャラクタータイアップ機へ
そして昨今の、“体感型”役物へと
表現としてのパチンコ遊技は時代とともに進化を重ねてきた
アニメ攻殻機動隊のパーラーイシカワのような
ヘッドマウントディスプレイを利用したパチンコが
登場する日も近いかもしれない