京楽の「吉本」が、ファンからも業界からも
大変不評であり、
目標台数を下げるなどして苦戦しているようだ。
それでも35000台という数字は、普通のメーカーからしたら大きいのだが・・・
どうせいやだいやだと言いながらも、
ほとんどのホールが買うだろうし、稼働はつくとみられている。
京楽に一時期の勢いがなくなってきたのは、
誰もが感じていることだろう。
原因といわれているのが、
ワンパターンな演出による、マンネリ化があげられる。
仕事人でも美空ひばりでも、
何の版権で作ろうが、全部同じような、気持ち悪いアニメ絵であり
ほとんどの人が知っていることだが、
・保留変化
・ゼブラ
・役もの
・群
・連続疑似連
・カットイン
・ボタン
これらが、高水準で複合すると信頼度が高まる。
AKB2は、液晶上に演出のレア度と複合具合で熱さまでわかる仕様になっており、
それ自体は、よかったと思う。
今後予測されている京楽の機械だが、
AKB2の甘デジは当然として、
トランスフォーマーも、ジョジョもまどまぎも
どれだしても結局演出は、
2頭身アニメキャラで、全部同じパターンであろうとふかれている。
同じ人が、同じことをすれば、結局同じ結果しか生まれない。
そんなことはよく言われることだが、
仕切っている開発のTOPが、他のメーカーも含め、
自分たち自身が流れを作ったともいえる、
今のパチンコ演出の流れを崩したくないのだろう。
昔からずっと海しか打たない、じじいばばあも多い。
知っている台で安心できるからだ。
魚群が通るだけで、当たろうが外れようが大喜びだ。
マンネリ化を安心ととるか、飽きととるかも、
それぞれの人の主観なので、どちらが正しいとは言えない。
じじいばばあを含め、京楽の演出を安心ととる人も多いだろうし、
私も、そっちのほうだ。
AKB2も普通に楽しげに打てたし、別に不満はあまりない。
ガセが多かろうが、京楽京楽ということで、納得している。
最近の京楽批判は、評論家気取りの業界人や、ファンが
つまらない飽きたとかいっているだけにすぎない。
作り上げてきた定石をくずすと一気に違和感が生じ
客がストレスを感じる。
レインボーではずれ、
疑似4連ではずれ
疑似が続き、こい演出が出ているのにリーチすらかからない。
鉄拳チャンスは、本当にチャンスなんだから
こんなのが出たら、客からすると、
????
というような感じになってしまうだろう。
演出のマンネリ化で飽きたといわれる面もあるだろうが、
定石になったものは、もはやくずすことはできない。
よって、いちど通ってきた道は、すべて踏まえないとならなくなってしまい、
どこのメーカーも同じような演出パターンに偏ってしまっている。
この演出を全部抑えたうえで、
差をつけるために、この演出をあらたにつけよう!
などとやっていると、どんどんどんどん複雑な分岐が生じて
わかりにくくなってしまう。
結局、
魚群が通った、熱い!
三洋が一番楽だな。
昔の機械のほうが、
脳汁が、出ていたように感じる。
普段単調で何も起こらないが、いざというときに一瞬で熱い演出が出たためであろう。
同じ海でも、
1995年のギンパラ>>>>>>今の海
くらいの演出差はある。
今の機械は、常にひたすらずっと同じリズムで脅かされているお化け屋敷みたいなもので、
それが怖く感じるかということだ。
瞬間にどばっとこないと、脳汁は出ない。
でも信頼度をあげようと、発生頻度を下げれば
何も起こらなくて単調で、暇になり、
あげれば、ガセばかりとなる。
バランスが、難しいのだろう。
京楽も大変だろうが、
別にアカの他人にえらそうなこと言われなくても、
なんとかしなくちゃと思ってるのは、
京楽自身が一番感じていることだろう。
最近のパチンコメーカーを引っ張ってきた立場として
新しい道にいくのか、
そのままマンネリ化路線で行くのか・・
京楽については、
期待が大きいからこそ、批判も大きいのだ。
ホールにとっても、今まで散々儲けさせてもらっている
ありがたいメーカーだ。せいぜいがんばってほしい。
2015年の京楽の機械には、みんなで生暖かく応援してみよう。