低貸しを縮小していきたいが、4円に客を戻すにはどういうステップをとればいいか。
そう考える人が増えてきたようだ。
とある店は、低貸しを完全にやめて全部4円に戻したら
客が飛んでしまい、わずか数週間であわてて低貸しコーナーに戻したところもある。
だが、あわてる必要はなかったのではないか。
1円しか打たない客は、1円が打てる店にいってもらえばいい。
4円の客を新規に呼び込む努力をじっくり腰を据えてすればいいのだ。
低貸しは、見た目の入客は増えているだろうが
実際には、そのまま1/4程度のものでしかない。
4円で客をつけないことには、経営を元に戻しようがない。
低貸し1円営業に至った過程をたどれば
4円甘デジがその一歩手前にあり
もともとライトユーザーは、そこで受けていたはずだ。
4円の甘デジを丁寧につかえば、一歩戻るだけで
低貸しに慣れてしまったライトユーザーを支えられるはずだ。
低貸しをつぶして、MAXコーナーを増やしたところで
基本は店内移動の客が多いのだから、
ライトユーザーは、離れていく、
先述の店は、それが客が飛んだ主要因だ。
まず低貸しコーナーを減らし、
4円甘デジコーナーを増やし、甘く使い客をつける。
低貸しの釘は締めていいだろう。
4円甘デジに客が移ってきたら、徐々に低貸し島を減らし
最後になくす。
甘デジだろうが、MAX、ミドルだろうが
何も考えず、区別なく、
全部釘を限界まで締めて根こそぎ金を回収してきたから
ファンが減ったのだ。
生かさず殺さず、甘デジは、ライトユーザー向けに甘く使う。
抜くならMAXでやったほうがいい。
1円しかやらない、超ライトユーザーなんて、
ババ抜きのババみたいなものだ。
最後まで低貸しをやっている店舗に押し付けてしまったらいい。
それくらいの気概で駆逐することだ。
全盛期の頃の島構成を覚えているだろうか
まず、気軽に遊べるコーナーとして、羽ものがあった。
90年後半には、玉ちゃんファイトやファインプレーを中心に
色々な羽もの機が設置されていた。
ついで、現金機
・1/250前後の時短機
・1/250前後の連ちゃん機の設置残り
CRにも、
確率が1/110程度のCRニューロードスターV
マルホンのドット系、ふりふりダービーや
権利ものの、スイスイマリン
豊丸のドンキホーテなど
確率が手ごろで遊びやすい機械があった。
1/360前後の3回権利もの
ミサイルなどの一発機
1/3 2回ループのCR機
1/2 1回ループのCR権利もの
懐に応じて多種多様な機械が楽しめた。
あたりまえだが、全部4円であり、
ライトユーザーもヘビーユーザーも
すみ分けられて十分楽しめた。
そのころは
換金率が等価じゃなかったので
十分低投資でやれたのもあるが・・
いま、スロットで売り上げが減った分を
MAXタイプ比率を限界まで高めてなんとかしようという流れがあるが
これではますます首を絞める結果にならないだろうか。
金が続かないファンがどんどん減るのが目に見えている。
それで見た目の客欲しさに、
低貸しをさらに増やして、どんどん売り上げ減って
またヘビーユーザーから金をたくさんとって
客減ってと。
負のスパイラルが加速するだけだ。
売り上げを上げたかたっら
MAXではなく甘デジを増やせと
発想を逆にすべきだと考える。