◎パチンコ市場推移
参加人口 売上額 平均活動回数
1995年 2,900万人 30.9兆 23.7
1996年 2,760万人 30.1兆 22.5
1997年 2,310万人 28.4兆 23.3
1998年 1,980万人 28.1兆 25.5
1999年 1,860万人 28.5兆 24.6
2000年 2,020万人 28.7兆 23.9
2001年 1,930万人 27.8兆 25.6
2002年 2,170万人 29.2兆 25.5
2003年 1,740万人 29.6兆 26.8
2004年 1,790万人 29.5兆 27.5
2005年 1,710万人 28.7兆 23.6
2006年 1,660万人 27.5兆 28.1
2007年 1,450万人 22.9兆 25.6
2008年 1,580万人 21.7兆 29.6
2009年 1,720万人 21.1兆 20.4
2010年 1,670万人 19.4兆 19.9
2011年 1,260万人 18.9兆 27.8
2012年 1,110万人 19.1兆 27.4
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2013年(予測) 1,000万人 17.2兆 25.0
2014年(予測) 900万人 15.5兆 20.0
2015年(予測) 850万人 13.9兆 17.5
2020年(予測) 650万人 9.9兆 13.5
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ぱちんこ市場の衰退予測が満場一致で叫ばれている中、
パチンコ業界に就職しようとしている
頭の悪い学生がまだ多い。
10数年くらい前の中小規模法人の人材採用文句には、
◯◯年までに100店舗目指します!
目指せ売り上げ○○○○億円、100店舗!
というのが、次々に並んでいた。
店舗数が多い法人ほど、業界内でエライとか格上であるとされ
法人オーナー、いわゆる「各将軍様」は、
店を増やせ!
ダイナム、マルハンにつづけ!
とばかりに、店舗数拡張に明け暮れ
目指せ!100店舗とばかりに
勢いをあげ、
ようやくガイアのみが達成したが、
他の法人は増えているどころか、減った所の方が多いのではないか。
ぱちんこ不況が始まり、
昔のような無理な店舗数拡張は鳴りを潜めている。
無理な拡大を遂行してきたパチンコ法人ほど
北朝鮮みたいなところが多い
というのも、中に朝鮮高校、朝鮮大学出身者が多いのだろう。
会社に出す報告書も
・会社のご厚意により・・
・会社のおかげで・・
・会社に感謝しております・・
・このたびは私に機会をいただきましてありがとうございます。
というような会社に対する
敬意や謝辞のような言葉が
ひな形として次々に並ぶ。
「会社」という文字を「将軍様」に置き換えると
そのまま北朝鮮だ。
そういうところは
朝鮮式体育会系に嫌気が指して離職率も高い。
稼働を上げるにはどうしたらいいか!
将軍様からの難題に
皆口をそろえて
・掃除をきちんとやります!
・お客様に挨拶をきちんとします!
・お客様を待たせません!
・お客様に声掛けをしっかりしコミュニケーションを取ります!
・身だしなみ、マナーに気を付けます!
・・・
毎度似たようなセリフで将軍様が満足いくようにごまかす。
「お客様に声をかけると、親近感がわき、必ずや来店が増えるのであります!」
「あ、そう、ふーん、そうなのー」
としかいいようがない。
パチンコ屋は、こういったたいして何も考えることのできない
頭の悪い上層部が多いので、客が飛ぶばかりである。
そんなわけで、本題として
パチンコしかやっていない、パチンコ法人には、
新卒が本当に集まらないということだ。
パチンコ屋の人材としては、
パチンコ屋のバイトって尻軽で簡単にやれるからという
ことで、無料性行為目的、女をひっかけたくてバイトで入り、
女性店員にいろいろ手を付けて、居心地がよくなって
そのまま入社した近隣のバイト上がりか、
就職先がなく、どこもかしこも落ちまくって
しょうがなくパチンコ屋に就職するような連中で構成されることが
ほとんどだが、
就職先がなくてしょうがなく入った連中は、
パチンコパチスロ未経験者がかなりの割合を占める
仕事があれば
パチンコ屋でもいいやといった妥協で入っているからだ。
もちろんすぐにやめていく層だ。
今の学生では、投資金が高すぎて
なおかつ、店がぼったくるので、金がないため打てない。
1円じゃダメなのだ、4円で大きく勝ったような経験が何度かないと中毒にならない。
マルハン、ダイナム以外の法人は
完全に知名度がないといってもいいだろう。
多くの学生を集める就職の催しにブースを出展しても
パチンコホール企業のブースは、どこも閑古鳥だ。
パチンコ未参加率が、国民の90%以上あるなかで、
大手はともかく、中小法人など誰も知らない。
就職活動序盤の時期なんて学生からまったく相手にされない。
後半期に内定をもらえず必死になった学生がようやく
ちらほら訪れるようになるくらいだ。
マルハン、ダイナムはこれらとは違って別格なので
採用には困らないように見える。
とくに、今いるかどうかしらないが
当時のダ
イナムの人事部長の採用説明はすばらしいものだった。
なんか自社の説明だけでなく、就職の心構えとか
別のことをメインでしゃべっていて、
一種のセミナーのようなものだったような気がする。
パチンコ業界とまったく関係のない学生も集まり
なんだろうとさらに人が集まって、人だかりになる。
どうしたことかと、よその企業の採用担当者も集まって
なぜか話を聞いている。
すごいもんだなー
と当時感心したことを覚えている。
でもって、そんなダイナムとかがいると
ますます中小法人パチンコ企業は閑古鳥だ。
中小法人のブースをのぞいてみると
やはりパチンコ以外の事業をメインに話しているところが多い。
パチンコ部門のほかに飲食部門とか○○部門とか・・・・
パチンコだけじゃないよ、他の業務にも携わるチャンスがあるんだよ。
ひどいところは、今ないこと、今後こういう取り組みをする予定だよ。
新規事業をやるんだよ、それに携わるチャンスだよ
最初はホールの表周りからスタートだけどね
ということをメインに説明する。
予定なのだから、どんな大風呂敷を広げても大丈夫だ。
学生をだますとは言わないがそれに近いと思う。
実際それらが実現しているところはほぼないだろう。
そんな中、パチンコメーカーは、アニメ版権やその他事業が多いので
名前が通っており、たいしたごまかしなしで学生を釣れるため、盛況だ。
それでも昔と違って、TVCMがないため、
一般のぱちんこパチスロを打たない学生にとっては
知名度はかなり落ちている。
メーカーの人気はそのまま機械の人気と相関する。
サミー、京楽、平和、三洋くらいが上位人気であるが、
逆に三共とかは、パチンコを打たない一般の学生レベルでは、
もう誰も知らないのではないだろうか。
メーカーは当然のごとく、全国企業のため
ホールよりも人集めが楽だろう。
狭き門のためメーカーに応募してくる学生の質は、
ホール志望のものよりはるかに高い。
また、メーカー志望のものは、並列でホールを志望することはない。
ホールに行くくらいならほかの業界にいくということだ。
ホールを下に見ている。
メーカーも欲しいのは、
営業のような出入りの激しい消耗職くらいといったところだが
実際営業を最初からやりたいという学生も少ないので
別の職を表に出して
営業は、下ずみとしてがんばったら、何年後かには希望の職種につけるよ
などという採用形態をとっているところが多いのではないだろうか。
まあ一部ではあることだろうから
嘘ではないだろうが、全員に与えられるような権利でもない。
ホールも、メーカーも実際やらせる仕事とは違うきれいごとでつって、学生をだまし、いわゆる3K4Kの仕事に従事させているということだ。
優秀な社員は、将来こういう業務につけるよ!
という一縷の希望を持たせることで、我慢させているのだ
採用とは、
綺麗ごと風に言えば、
学生は、企業の将来ビジョンに共感して自分と
方向性があえば入社を決意する。
リアルにいえば、大きそうで金をたくさんくれそうなところなら
「しばらく」入ってもあげてもいいかなーっといったところだ。
ホールに入るような学生は
ほとんどが後者だろう。
まあ田舎のぱちんこ企業なんて
はなからいきさきのない、中途中年で十分だ、背伸びしないことだ。
長文すぎて書き飽きたので
おわり