ネット販売に関して
もうじき締め切るが、左フレームのアンケート結果を見ると、
営業社員の訪問は、やはり必要だといった意見が多いように見える。
情報交換や交流も大切なのだろう。
ぱちんこ業界もいずれネット販売を導入していくとして、
他業界にてらすと
コンビニ/セブンイレブン型が一番理想的なのではないか。
コンビニでバイト等したことある人はわかると思うが
セブンイレブンは、各商品の発注は、発注専用端末から
店側が打ち込み行いデータを転送する。
OFC(オペレーションフィールドカウンセラー)と呼ばれる
セブンイレブンの社員が各店舗を回ってくる。
HPによると、「OFCは、1人につき7~8店舗を担当し各店のオーナーにたいしてそれぞれの店の課題や特徴にあわせた多角的なアドバイスをする」とある。
パチンコ業界にあてると、
機械はホール側が購買必要性を判断し、ネットから発注する。
選定材料としての商品情報は、
ショールーム試打、展示会、ネット、説明動画、情報誌等で取得する。
普通の若者なら、別に誰かから説明してもらわなくても
詳細な情報提供や、動画ですべて理解できるものだ。
はなから機械知識がないものは、選定担当者になるべきでない
不適格である。
納品後くらいに、機械の特集雑誌が出ることがあるが
もったいつけずにあれくらいの情報量を
最初から提供してくれればいい。
実際ほとんどのホールは、これで十分なはずだ。
ゲームソフトを買うのに、他者から商品説明などいらない。
Iphoneを買うのに、他者から商品説明などいらない。
車を買うのに、・・・
きちんとした知識を持つ者にとっては、
ひとからよけいな説明など受けなくても自分で調べ
理解するので問題ないのだ。
常設試打場所と素材だけ提供してくれれば自分で全部わかるから、
もったいつけた営業社員からの説明など不要なのだ。
少なく見てもジャパネットのような説明動画で十分だ。
芸人か説明がうまいやつにプレゼンやらせて
それを動画で流すだけで、全国均一で最高の商品説明となろう。
末端の新人営業すらいらなくなるはずだ。
ネットでの販売となると警察系の書類がうっとおしそうだが、
細かいところは専門家が考えてくれ。
利点としては、今よりも契約や支払等が簡素化されるといったところだろう。
ネット化により、基本的な訪問営業はなくなるが、
人づきあいが好きな必要があるところに対しては
OFC/カウンセラーとして、
従来通り営業担当がつき、適宜訪問して経営アドバイスを行う。
納品、アフター、メンテナンス等は別部隊と、
これでいいのではないだろうか。
「訪問販売による押し売り、抱き合わせ、泣き落とし、付き合い」
これらをホールは排除でき、大喜びといったところか。
メーカー側は、営業負担を軽減できる。
陰険なゴミホールに割く営業リソースの節約ができる。
だが、ネット販売用の新規設備や抱き合わせ系がなくなると
収益が減ることも考えられる。
そもそもこの業界縮小のご時世でクソ台だと
メーカー自身がわかっているのに
押し売りするのは、もうやめたほうがいい。
自然にまかせて、数百台の販売であきらめなさい。
完全受注生産にすれば、部材損や在庫損も減るでしょう。
ネット販売による利点はもっともっとあるだろう。
つめていけば欠点よりも多いはずだ。
メーカーは、市場縮小のご時世で
長い目で見れば、
ネット販売に移行した方がお得だということを考え、
体力があるうちに検討検証に移った方がいい。