ここで、ネット販売への移行だが、
最近では、TVCMが自粛された影響もあり
ネット広告や、公式サイト、youtubeなどで、
機械のティザーや、PVを
効果的に各メーカーが展開するようになった。
それらよりも、
詳細な機械説明ホール専用サイトや、
どうしても人から説明されないとわからない人用に、
ジャパネット高田方式で
機械プレゼンVを、
優秀な説明員が語った動画を、
いつどこでも、自由な時間でみれるようにすれば
全国どこでも同一クオリティで顧客に情報を届けることができる。
末端の新卒がいくよりもはるかにいいはずだ。
ただし、能動的に情報を得ることができるのは、
若者が見る場合に限られる。
しかも大手メーカーの注目機種しか見ることはないだろう。
いまだに連絡がFAXが主流のパチンコ業界では
メールを見ることすらできない老人が権限を持っていることが多い。
受動的なアナログ、オールドタイプのバカジジイ用に
別途均一に機械情報を提供する
納期別の紹介番組形式のネット放映や
それらをまとめたDVDやDMのホール配送が必要だろう。
まあいろいろと考える手法はあるだろうから、
現在のITならば、誰も想像できないような
すごい仕組みがいくらでも作れるだろう。
ところでメーカーは、
いったいいつネット販売に移行するのか?
するわけないじゃん!
というのが、多数の意見だ。
なぜならば、各メーカー現経営層のたたき上げには、
営業出身の幹部がそろっており、
営業社員を廃するなんて賛同するわけがない。
もちろんネット販売になると、すべて直販となり
業販(販社、代行店)を切ることになるため
古くから血のつきあいがある人たちを切るわけがない。
ここで利益よりも
慣習にしばられた古い村社会が垣間見えてしまう。
どこかほかのメーカーがやって
あたればやろうか程度で構えているのだろう。
機械代が高いがために
ホールが疲弊し、その分ファンからよけいにとらなければならないという
論調があるが、
経費をけずれば、機械代に反映できるのだから
それらを改善することができる。
営業社員を切ることで人件費等が大幅に削減できるだろう。
そこでネット販売は、
強豪メーカー同士で手を組み、話し合って
共同インフラやポータルサイトを作ってスタートすれば、
解決する話なのだから
どこかが、音頭をとって
とっととすすめればいい。
ファンが減り、機械販売台数が減り
衰退していくパチンコ業界。
全体のパイが減っていくのだから、経費を減らしていかないと
利益は確保できない。
各メーカーの体力がまだあるうちに
早く手を打つことだ。