こんなクイズをご存じだろうか?
問題;
「
AさんとBさんがルーレットで勝負をする。
最終的にチップの数が多い方が勝利となり、
Aさんはチップ100枚、Bさんはチップ80枚持っている。
Aさんがこの勝負に勝つ可能性が最も高くなるベット方法は
どういう賭け方だろうか?
倍率のパターンは2倍/3倍/4倍/6倍/12倍/36倍である。
なお、お互いのベット方法は互いに見ることができ、
チップの貸し借りはできず、ゲームごとに必ずどこかに
ベットしなければならないこととする。
」
答えは・・・
『Bさんのベット内容を確認してから同じ賭け方をする』である。
すでに資本力に差をつけられたBさんは、
同じ土俵に立って同じ条件で戦う以上は負けが決まっていることになってしまう。
パチンコ店でも同じで、
勝ち組大手を出し抜こうとして中小が新台を無理して導入したところで必敗である。
自店に客が来て欲しいからなんていうエゴで施策を打っている時点で、
規模の差が埋まることはない。
パチンコ店の視点が自分の利益にのみ向いている限り、
中小敗北・大手寡占→業界縮小・大手競争→敗北大手淘汰→勝者大手寡占→業界縮小
というマイナスループが待っている。