まさに意味がわからない
「業界研究、企業研究」は欠かせない。
だがこのご時世で、パチンコ産業に就職しようとしている
稀有な学生がいまだ存在する。
大半は他にいくあてがなく、
あっちも落ちてこっちも落ちてしょうがなくといったような部類なのだろう。
親も止めないのだろうか。
業界から出ていく人が増えている一方で
中の人たちからすると新規に入ってくる人たちが信じられない。
パチンコ産業といっても
・ホール
・メーカー、販社系(機械に関わる)
・その他(出版、広告、備部品等)
に分類され、もちろんそれぞれにより事情が異なる。
まあ地方のパチンコ屋など
正社員で働くことができるだけでも満足な地域であれば
その地場の企業としては、給与も高く、福利厚生も充実して
目先で働くだけなら高待遇で良い就職先かもしれない。
ホール側は力仕事で離職率も高いから
若者のパワーが継続的に必要で
逆に人気がなく人手不足で困っているところの方が多いようだ。
だが、メーカーや販社は違うだろう。
このかなりの不安要素が漂っているなかでなんでだろう。
ぱちんこをまったく打たない世代
今の学生は、ぱちんこ未経験がほとんどで
ぱちんこ産業に入ってくる。
筆者の世代のように
学生の頃からぱちんこ漬けでそのまま
パチンコ業界に飛び込んだ側からすると
何が決め手で選んだのだろうと疑問を抱く。
前述のように地方ホール法人でいったら、給与と家の近くといったところか。
そこは想像がつくが、メーカーは赤字のところが多数出ていて
大手ですら先行きは不安である。
入社即人員整理対象といったところもあるかもしれない。
「何で入ろうと思った?」
馬鹿じゃないのw
中からは来年4月新卒はおろか
今年の4月入社組でさえ「間抜け世代」と呼ば
れている。
穿って想像するにどこのメーカー、販社でも
人事にいいこと吹き込まれて騙されたのだろうな。
・業界の景気は今後良くなります!
・弊社の業績は安定、抜群、大丈夫です!
・ぱちんこ以外の収益の柱も好調です!
こんなところだろう。
年々落ちる新卒の質
ひと昔前なら、ぱちんこ大好きな有名難関大学ぞろいでひしめいていたが
いまや聞いたことのない大学や高卒のぱちんこ未経験者だらけである。
優秀な大学の優秀な学生からはさすがにもう相手にされないのだろう。
彼らは、人事の社員の仕事を維持するためだけの採用に巻き込まれている
といっても過言でもない。
入れて即やめさせる。
でもって次年度の採用の仕事の枠を作る。
なんだかねー。
書きなぐりながら考えてみたら、
被害にあっているかわいそうな子たちのような気がしてきたが、
まあ自分自身で業界や企業を分析できずに入った段階で
自業自得といったところか。
次の転職先でがんばれるといいな。