識者によると・・
いざという時に備えよ!
ぱちんこ業界では、
この言葉が合言葉になっているところが多いようだ。
今後販売市場が年々低迷していく。
ここ数年1兆2千億程度で推移しててきた機械市場だが、
早晩7000~8000億程度まで落ち込んでいくだろうと
予測されている。
全体市場が、2/3になれば
どこにしわ寄せがいくのか。
人件費、開発費は年々高騰している。
2015年9月~11月のように
規制ギリギリの駆け込み販売になると、
全メーカーで込み合って販売台数がばらけて
機械開発費が回収できないところも多いだろう。
メーカー各社で、売り上げが半減~2/3に今後落ち込んでいくことを
覚悟しなければならない。
無駄なことはできない。失敗は決して許されない。
各個人にも覚悟が必要だ。
家庭を持っている人は、備えが必要だ。
無駄遣いをせずに貯金を確保しなければならない。
住宅をどうするか、住んでいるところや
個人の資質によって変わるだろうが、
次の会社に移っても大丈夫。
もっとステップアップする自信がある。
そんな人は、今のうちにローンを組んで家を建てる準備をしておいた方がいい。
組めるうちに駆け込みで組む。そんな考えの人も多い。
自分に自信がなければ、
ローンを組んで無職状態になるときついのであきらめたほうがいいだろう。
生活レベルや、家賃を抑えることも考えておいたほうがいい。
古い社員に限らず、若い社員に至っても
仕事はそんなに簡単に見つかるものではない。
たしかに、職を選ばなければすぐにある。
人の使い捨てをする薄給で重労働のところは、損耗が激しいので求人が多い。
今よりも、条件が良い仕事で探すとなると妥協はできない。
職がない期間が続くと、無職でいることに耐えられなくなって
適当に仕事を決めて、
何度も何度も就職と退職を繰り返す負のスパイラルに落ち込む。
1回仕事をやめる経験を経ると、バイト感覚で次々に仕事を変えていく人が多い。
その都度条件が下がっていく。
外資企業を渡り歩いているような、優秀な人間と違って
地方の平凡な20代の人間がそんなに転職を繰り返してはいけない。
新卒の若者には、まず「リクナビネクスト」などの
転職サイトに登録することをすすめる。
自分の客観的な市場価値を知ることが大切だ。
在職中に転職の難しさを理解しておいた方がいい。
現在職務経歴になんか書くことがありますか?
末端社員になるほど、書くことがないはずだ。
なんの売りにもならない。
だったら、いま働いているうちに
書けるような内容の業務に励む必要がある。
業務以外にも、資格でもとっておかなければならないのかもしれない。
若者でも遊んでいる場合はないことが、わかるだろう。
ぱちんこ遊技なんてもってのほかだ。金も時間ももったいない。
何をすべきかは各自で自覚すべきだ。
今商戦では、
販売目標に達成していないメーカーが大半なので
業者もメーカーもシルバーウィーク返上で
業務をしていた企業が多いだろう。
ご苦労なことだが、
どこも頑張っているので、
20台の予算があるなら、
各メーカーにそれぞれ割り振り
ひとつに集中させるようなことはしないようだ。
○○君に●台、○○君に●台、○○君に●台、
不幸なことは、商戦に機械が集中しすぎたことだ。
末端の社員には責任はない。
売れない原因はわかっているだろうに、
どなれば売れるといったような古い考えの
メーカーや販社の上長が多いようなので、
末端の社員にとっては、
シルバーウィーク返上で働くことは、
休み返上でこれだけがんばっても売れなかったという
言い訳づくりだろう。
ホール側もわかっているので
力になってやりたいのだが、お金もないので
すまないね・・
としか、言えない。
群がるメーカー営業に
台数を割り振るホール決裁者は、
リトアニア領事官の杉原千畝のような
気分だろうか・・
若者には、
くじけずにがんばってほしい。
いざというときは、よく未来を考えて行動すること
決して衝動的にならないように。