識者によると・・
パチンコ屋に限らず、飲食や小売り業全般に言えることだが、
普通の人の休み時が稼ぎ時であるからして、
土日祝日休みではなく、
シフト制にて休みが組まれている。
もちろんそのような労働条件に承諾して入社しているのだから
文句は言えない。
平日の休みのほうが、すいているからうれしい^^
そんなことが言えるのは、入社してまもない
20代前半くらいであり、
役職もついてくると、
休みの日でも閉店時に夜遅くホールに出てきて、データのチェックを無償でしなければならなくなる。
普通の職では、
土日祝日休みだと、年間110日程度の休み+有給
といったところだろうが、
Dodaのサイトを見ると、業種別休日数は、有給込みで
1位 自動車/輸送機器メーカー 135.2
2位 電子/電気部品/半導体メーカー 132.7
3位 コンピューター/OA機器メーカー 130.9
4位 医療機器メーカー 130.5
5位 機械/電気機器メーカー 130.5
上位の休日数は130日を超えている。
パチンコ屋はというと・・
下位7位 レジャー/アミューズメント 108.3
108日であり、実際はもっと低いだろう。
月に5日程度の休みが多く、5×12で60日~70日くらいではないだろうか。
休みなどないといった人もいるだろう。
若いうちはいいだろうが、子供ができ
子供の休みに合わせるとなると、平日が休みでは不具合が出る。
土日は稼ぎ時なので、店を外せない。
旅行に行きたくても、2連休がやっとで
まとまった休みが取れない。
大手はだいぶ改善されつつあり
休みの取りやすさや多さをアピールしているところもあるが、
地方中小は、まだまだ旧態依然であろう。
メーカーも、内勤はきっちりとした
一定時間で勤務できるし、土日祝日も休みだろうが、
外勤の営業は、土日祝日も客から呼ばれれば無償で働かなければならない。
パチンコ屋が23時閉店である以上、
合わせると、毎日夜遅くまで働かなければならないところもある。
年末年始も、ほかのメーカーがホールに顔を出さないから
今いけば、独占だ^^
と考えるような真面目な社員は自主的に営業をしている。
1/5の本日の新台も、京楽のよしもとや、金太郎を始めたくさんあるので
1/4から納品や打ち合わせで作業をしているだろう。
内勤が9時~18時、残業しても21時には帰れるののに対し、
外勤の営業は、勤務時間が不定で、家族と過ごせる時間も少ない。
休みの日もノルマに達していなければ、自主的に営業活動をしなければならない。
売ってもいないのによく休んでられるなー!
体育会系のところはそんなものである。
ホールも、メーカーも従業員は、
普通の生活がしたい・・
家族ともっと過ごしたい・・
退職理由の一つがそれである。
先にも述べたが、大手は、
労働条件、労働環境は昔よりだいぶ改善されつつある。
このご時世で、食べていくため、生きていくためには
贅沢は言っていられない。
仕事があるだけでも幸せ、正社員なだけでも幸せ、
家族のためにも必死で稼がなければならない。
転職をしようにも、職を探す時間がない。
将来のことはあまり考えたくはない、
考えないようにしよう・・・
最初から普通の会社に入ればよかった・・
そんな悩みをよく聞く。
大学生はバイトなど、
学校のない土日祝日にバイトのシフトをいれる人が多いだろう。
そのような環境に慣れているから、
最初は抵抗はない。
バイトではなく、仕事になってくると、
土日祝日休みがうらやましくなる。
今の大学生は就職先について
よく考えて行動することだ。