名前は知っていても中身は知らない人が大半な「バビル2世」
作者は横山光輝であり
三国志と並行で書かれていた時期の様だ。
バビル2世:1971~1973
バビル2世その名は101:1977~1979
別作者
バビル2世リターナー:現在連載中
40年前の作品であるがゆえに
いまの流行の漫画と異なる描写が逆に新鮮で面白い。
簡単なあらすじだが、はるかな昔、地球に不時着して帰れなくなり住み着いた宇宙人・バビル。彼が残した遺産・バベルの塔と三つのしもべを受け継いだ超能力者・浩一が、世界征服を企む悪の超
能力者・ヨミと戦う物語。
現在続編が連載中である。
続編の中にバビル2世は昔より弱くなったという記述があるが、
たしかに、前作品中ではチートすぎる強さを誇る。
とにかくやりすぎだ
ラスボスが主人公を決して倒せないという
荒業を持つ。
なんとバビル2世は、
ラスボスの攻撃を吸収してエネルギーに変え、跳ね返してしまうのだ。
やられたふりをして余裕をかまして、ラスボス瞬殺
いまのジャンプ漫画では考えられない描写だ。
バビル2世の浩一とラスボスのヨミは、同じバビルの血を引く子孫同士
浩一は、この吸収能力を持つがために、子孫より後継者バビル2世として選ばれる。
ヨミと浩一
その他の能力はほぼ同じであり、3つのしもべもヨミのいうことを聞いてしまう。
バビル2世がチート級に強すぎるからなのか
ラスボスの「ヨミ」視点での描写が非常に多い
げえッ バビル2世!!
横山光輝お得意の描写もたくさん(^^)
恐るべきバビル2世をなんとか食い止めるラスボス
頑張れヨミ!
主人公が外道すぎて
途中でどっちが主人公だかわからなくなってくる。
有名な3つのしもべがこれまたチートすぎて
壊れないわ、非道だわやりたい放題。
また、ヨミは、非常に部下思いで優しい悪役なのだ。
最後は鬼畜バビル2世による、横山光輝得意の水攻め描写により
ヨミの部下がみな水没してしまう。
なんたる外道
ヨミは、バビル2世との戦いに不利になるのにもかかわらず
残された力を振り絞り
部下を救出することを優先する(T_T)
そして力尽きたヨミはバビル2世にあっけなく倒されてしまう。
ヨミは作中で何度も何度も甦るわけだが
第1部で、4回やられて都度再復活
第2部でも復活
ヨミは現在連載中のバビル2世リターナーでも出てきて
バビル2世とともに
「悪のアメリカ軍」と戦闘を繰り広げてくれている。
前作を読んでいると
仲間になってよかったね。という思いでひとしおだ。
前作の40年後の設定のリターナーでは、今度は敵のアメリカ軍側がチートすぎて
バビル2世の浩一君がたびたびやばい。やられすぎw
ロプロスヨワス、ポセイドンヨワス
ロデムが瀕死の重体等
主人公がとても苦労する
今風の仕上がりとなっている。
前作では、無傷だったポセイドンも
リターナーでは、アメリカ軍の「レールガン」による攻撃で
腕をもぎ取られている。
長くなったので適当に終わるが
まあとにかく
3部だけでも読んでて面白いから
パチンコ化したらいいと思うよ。
では