識者によると・・
ぱちんこ業界景気悪化にメーカー営業は将来が不安で不安でたまらない状態だが、
世間でも、毎日のように、シャープ、東芝、ワタミなど
事業縮小のニュースが飛び込んでくる。
ぱちんこ業界に身を置くものは、メーカーでもホールでも
不景気ネタがでると、明日は我が身とばかりに、ひとごとではない。
財布のひもをさらに固く結び、いざというときにそなえるばかりだ。
ぱちんこなんて打って負けている場合ではない。
ホールに関しては、
いまや大手法人にのみ顧客が集中し、
中小法人の店は閑古鳥が鳴いている状況だ。
人がいるから人が集まる。
人がいないから、でないとみてよけいにこなくなる。
まあ昔からあたりまえの状態だが、
この状態が顕著になってきた。
閑古鳥の店は、低貸し営業に逃げて
細々とやっている状態だ。みかけの稼働はついても
売り上げがしょせん1/4以下だからね。
今後の事業拡大の見込みはなく。
まさに細々と生きながらえるだけ。
11月以降に帝都近辺で等価交換廃止が広まってくると、
中小法人を中心に、客がさらに飛ぶとみられている。
経営に余裕がないため、釘がそのまま閉められたままで
客の負担だけがさらに増えるからである。
大手が、余裕の経営に対し、これはあきらかに差が付きすぎだ。
28個交換、5.6枚と、中途半端に等価をやめても
大手中小含めてほとんどの店で
釘やスロの設定は今と変わらないことが想定されている。
全店一斉に等価をやめれば、どこも同じだから
ぱちんこ中毒者の来店は変わらないよという楽観的な見方もあるが、
全体を見ると、純粋に客の負担だけが増えることは
そのまま遊技客の減少につながっていく。
目の粗いふるいにかけられているようなもので、
金のないものはどんどん落ちて、遊技ができなくなり退場となる。
いま遊技資金がある客もじわじわと金を搾り取られて、だんだんこれなくなる。
さらに今期は余裕もないのに、大型入れ替えが多すぎた。
ルパン、キャプ翼は結果が期待していたよりも悪く、
エヴァ10、スロ北斗も評判があまりよろしくない。
普通の機械、普通の成績といった評価だ。
ただ、これは別に機械が悪いのではない。
すべての機械で、ある程度演出も、スペックも標準化してしまい
目新しさが感じられないのだ。
抱き合わせはなんだったんだろうというくらいに、
15万台以上も市場に出てくることが想定されるガロ花も同じように
満足のいく結果は出ないだろう。
ホールは必要以上の大きな機械代負担を強いられたのにもかかわらず、
客の市場内移動、店内移動だけで総客が増えず、
費用だけがかかって、利益が上がらず
経営がひっ迫している。
またかよというくらい、何回目の失敗なのだろうか。
そして大型入れ替え失敗の後は、必ず機械代を絞ってくる。
こうして、ホールの購買意欲が下がってくると、
メーカーにとっては死活問題になってくる。
等価が廃止されても、しばらくは
大きくかかった機械代回収のため釘をあけられない。
客にとっては、勝った場合の回収金額も減る。
結局客もメーカーもホールも全部ダメという
3方3損という結果となり、
衰退の原因になる。
まあメーカーは最後の特需で儲かったか。
客とホールがかぶっただけだね。
メーカーに関しては今後といったところだ。
客がいないところで、
失敗に失敗を重ねてさらに失敗が続く。
ホールに余裕がなくなってきたのがやばい
先々月から中国の利下げを起因として、中国経済不安が広がり
世界株価は暴落した。
帝都の換金率下げは中国利下げと同じような内容だ。
その後は、それを発端として業界の衰退が加速していくだろう。
属する従業員は、いざという時にそなえるように。