識者によると・・
既報通り、帝都では等価交換が廃止される方向にある。
そして、首都圏全域で便乗してそろえてくると想定される。
地方ではすでに等価でないところも増えてきたが、
残りの地域も続け続けと便乗して結局全国的に同じ流れになるだろう。
というのも、
レジャー白書がとちくるって客が増えているとのたまわっているが、
D社ののSISデータをみてもわかるとおり、
平均稼働、平均売上ともに年々下がっており、
客減りが見て取れる。
1パチなどの低価遊技の不良顧客は客ではない。
いままでは、粗利だけは釘を絞って維持してきたが、
釘調整禁止や入賞個数の指示などもあり、これ以上粗を取れないものある。
完全に限界を迎えている。
となると、収益を維持するには、
換金率を変更するしかない、そうでないとやっていけない。
だが、これは全店一斉にやらないと意味がない。
抜け駆けして、1店舗等価で営業して還元すると
客が全部吸い取られてしまい、続いてみんな等価に戻ってしまう。
今まで還元率を下げたくても下げられなかったのはそこにある。
今回は、一斉に行うようだが、
この時勢だけに抜け駆けせずにどこもそろえてくるだろう。
レジャー白書がとちくるって全盛期は2002年頃だと変更してきたが、
業界のものにとっては、パチンコ全盛期は、1995年頃だと
経験上誰もが認識している。
そこから1/3ループ規制が入って崩壊の道をたどってきたのだ。
帝都は、現在等価無制限が多いが、
全盛期時の換金率の主流は40個交換で2.5円のLN制
等価無制限では、10割分岐だが、
40個LNだと、分岐が16割程度もあり、それだけ出玉を出すことができた。
店中を埋め尽くす出玉の山を覚えている。
だが、それだけ出しても利益が取れていたのだ。
ぱちんこの面白さは、
たくさん回って、たくさん当たってたくさん出玉を出すこと。
これが現在渋釘で出玉もしょぼく、悪循環である。
最近、せっかく各台計数器に変更したのに
出玉感が減ったことで、玉積みに戻すところが増えてきた。
どちらにしろ回さない出さないのだから、客から見ると意味がないのだが、
パチンコは、本来40個程度が適正である。
客にもぱちんこの面白さが十分に体感できる放出還元ができ、ホールの収益も安定する。
だが悪法「一物一価」のせいで
スロットの換金率もそろえなければならないので
下げられないのだ、
スロットの適正は、等価である。
いまさら、7枚だの8枚交換だのは打ってられない。
首都圏は結局、3.57円と5.6枚に揃えてくることになるだろうが、
中途半端感がいなめない。
本来なら、「一物一価」を警察に陳情して、
P40個とS等価が認められることが理想である。
40個になると最初は換金金額が減って違和感を感じるかもしれない。
だが、40個用のたくさん玉が出る機械と、スタート上昇、還元放出により
投資金額も減り、適切な遊技機会が増えることで
ぱちんこの面白さが存分に味わえるはずだ。
今後業界の経営が悪化する度に、
利益確保の手段として、
3.57円と5.6枚からさらに換金率を落としていくことになるだろうが、
今回は、中途半端感が否めない。
現在先行き不安から、機械購買をさらに落とすところが増えてきた。
だが、メーカーにとっては駆け込みで販売しなければならないため
11月に至ってはひとつきにスロットで20機種近くパチンコも数機種出る。
かつてこんなに販売時期が集中したことはない。
だが、ホール側には購買意欲はなく
一部の有力機械しか買わないだろう。
メーカーにとっても、死活問題である。
ホール側が腹をくくって一斉に抜本的な改革をしないことには、
業界の縮小は止められない。
ホールも大手しか残らず
メーカーも一部大手しか残らないことになるだろう。
全体が縮小し、すべてが共倒れだ。
今後よくなる兆しが全くない。
今頃になって、ぱちんこ企業に就職転職しようとしている人は、
業界研究もしていないアホだと思うわ。