11月納品分からは、規制後のものしか設置できなくなる。
規制に間に合うように、新作牙狼を始めとして、各社急いで持ち込みを開始しているらしい。
メーカーの販売スケジュールも合わせて大幅変更になっている。
現在MAXタイプは、確率が1/400前後で、確変が連続すれば
一度に10000発程度の出玉が期待できる。等価で4万円だ。
大きなリターンが期待できるからこそ、
客は投資金を増やすことができる。
MAX機の売り上げが高い理由だ。
だが、1/320にまで確率が減るともうミドルスペックと同じだ。
MAXとミドルが統合されるようなものだ。
誰もが知っている通り、
MAX機が現在ホールの経営を支えている状況だが、
一撃で、1万発!2万発!3万発!
これがMAXパチンコの醍醐味だが、
1/399→1/320になる分、万発到達率も下がるだろう。
規制は規制なので、いかに工夫して無理やり爆裂用の変則スペックを作ろうと
制限されていることには違いない。
普通に考えて、射幸性が下がると、売り上げは減りそうだよね。
MAXの機械の売り上げ帯が、ミドルの売り上げ帯まで下がってしまうので
ホールの経営を圧迫するかも・・・、
というように、かなり不安視されはじめているようだ。
売り上げ粗利の低下
↓
釘締めによる利益確保
↓
さらに客とぶ
負の連鎖がさらに加速するかね。
・スロ検査規制
・ぱちMAX規制
これでパチもスロも両方規制入ったわけだが、
ぱちの方は、出玉性能削られていないので影響ない。
マイルドになって、かえっていいかも、
スロットも、新検査の方がいいかも、
そんな楽観的な意見もあるが、
かつて規制が入ってよくなったことなど一度もない。
中古で、既存のMAX機を買い集める動きもあるようだ。
10月登場と想定される、
最後の牙狼は、とてつもない争奪戦になるだろう。
それが出るまで、サンセイの商品はすべて機歴として買わなければならない。
他メーカーにも牙狼の影響はあるはずだ。
ルパンもすさまじい台数が売れることだろう。
4月商戦はほぼ終了済み。
11月から設置規制なので、
5月商戦~10月商戦の6か月間で、
各メーカーで最後のMAX機を予定を前倒ししてでも出してくることが予測される。
その特需が終われば、新検査後の様子見で
当たりスペックが出るまで
ぱちんこの販売台数も減っていくだろう。
ホールにもメーカーにもあまりいい話ではない。
4号機から5号機当初の規制も
回復までかなり時間がかかった。
かつてより、ぱちもスロも何度も何度も規制されている。
たとえ規制されても、また緩和されたり、
市場が慣れて、こなれてくればなんとか解決されてきたが、
今回は、昔とは時代が違いすぎる。
ファンが激減し、各ホールの経営が悪化している中で、
おぼれている犬を棒でたたくどころか、
ミサイルでも打ち込むかのような火力で攻撃されているようなものだ。
規制でダウンした客は、もう戻らないと見える。
結局ホールの売り上げが下がり、
ファンがさらに減る材料が増えただけ。
機械の射幸性を落とすのではなく、
昔のフィーバー機規制のように
MAX機やAT機の、店舗設置比率台数規制程度にしておけばよかったのに
全部殺したらあかんよ。
終わりだね。