識者によると・・・
ぱちんこ全盛期のころと
比較すると、年間の一人あたりの遊技代金は倍になっているといわれている。
では、今回は機械代を軸として、適当に将来を概算してみよう。
2014年度の販売台数を
計算しやすいよう
きりのいい数字にして
P200万、S120万
機械代を35万とし、970万人で割ると、
一人あたりの機械代が、115000円となる。
もちろん、これ以上客の負担は増やせないし
増やすとさらに客が飛ぶので、
一人あたりの機械代を固定して、
購買台数自体を減らしていく施策をとるものとする。
ファン人口が800万になるとする。
機械代は、販売台数が減るので38万に値上げとしよう。
すると、機械販売台数が、
320万台→240万台まで減ることになる。
ファン人口が500万では、
機械代を40万とする。
機械販売台数が、
240万台→140万台まで減る。
設定は1までしか下げられず、
釘は玉がはさまるのでこれ以上締められない。
客から抜くのは今の状態で限界なので、
ホールが機械購買の縮小を選ぶのは当然である。
まあ適当な計算なので
うのみにする人はいないだろうが、
ファンが減り続ける場合、一人あたりの負担には限度があるので
高価交換では、もはや経営が成り立たなくなるだろう。
ホール側の対策としては、
今のうちに、全国で40個交換=2.5円運動を開始すべきである。
身動きが取れなくなる前に、
客に還元ができ、経営に余裕が持てるように取り組んでおかないとならない。
メーカー側としては、
全体販売台数の落ち込みを見積もると
開発費を縮小するしかない。
多機種少量販売よりも、
小機種大量販売政策に舵を取るのが効率がいい。
1機種3000台の販売よりも、1機種3万台のほうが
利益が高いのはあたりまえだ。
販売機種をしぼり、作りこみ精度を上げ
品質の良いものを適正台数で送り込むしかない。
今のうちから、
開発のテコ入れと
社内の無駄を省く努力をすることだな。
あらかじめ不景気到来を予測して、対策を打つことだ。
メーカーは金に任せた放漫経営が多いが
体力があるうちにいろいろとやることだな。
若者にいっておくが、
この業界不景気になると、すぐリストラするから、
若者から切られると思っていた方がいい。
「メーカー名+リストラ」でググると過去の惨状がわかると思うよ。
そもそもで、業界全体で、
ファンを増やす施策を取らなくてはならないことは明白だ。
三洋も、三共も機械側から、ファンを増やそうとしているが
残念ながら空回りで終わっている。
メーカー全体の景況感の悪化から、
一般の人は、パチンコメーカーの株を長期で売り払うと
儲かるかもしれないよ。
根幹には、大元のホール側が変わらないことにはどうにもならない。
やはり業界全体を無理やりにでもひっぱってくれる
独裁的な将軍様が
この業界には必要なのではないだろうか。
この未曾有の危機にさいし、
挙国一致のため
業界団体をすべて統合し、
大統領制にでもすることをしんげんする