こないだやる気のある若手メーカー営業社員に
感動したというネタを書いたが、
その上になってくると
一般の皆さんが期待しているような態度になってくる。
よく誤解されてるんですよね。
彼らは言う。
私たちは、お客様の経営を支えるために日々努力を惜しみません。
お客様の幸せが私たちの幸せなのですよ。
口だけの彼らは、
クソ台を売りつけたら、集金までしばらく顔を出さないことはざらだ。
もちろん集金、契約は、若手に代理で行かせることも多い。
普段からして、電話どころか
メールで送っておきますーとLINEに入っていて
PCメールの方に、なんかいろいろと送りつける。
メール営業というやつだ。
LINEと営業用の一斉メールを送って、
1日終了らしい。
年配者向けには、
事務員に印刷させてFAX送信営業をするようだ。
カタログは、営業所から事務員による郵送送付である。
前は、空き時間にぱちんこ有意義に打ってたんですけど
負けすぎてもうお金ないですよ。
ホールさん抜きすぎですね。
毎日想像日報作りで大変ですよ。
上長への報告や
会社向けの作文報告が、彼らのメイン業務のようだ。
営業車にGPSがついているメーカー営業は
それをごまかすアリバイ作りも必要だ。
遊んでくれるたまり場状態の、
仲のいいホールのみ顔を出す。
困ったときの自分の売り上げを出すホールだけ確保しておけば
あとの法人は、売れる機械の時だけで十分ですよ。
・よく通うホール企業、お得意様
・たまに顔を出すホール企業
・メールや電話、郵送で十分な企業
彼らは、要は、売り上げに応じて、力のリソース配分を
本能的にきちんと分けているわけだ。
効率がいいっていえばいい話なので
まあそれでいいように感じるが、
どうせ給与もあまり上がらないですし、
のんびりやりますよ。
出世ももういいですわw
会社がつぶれたらそんときかんがえますわw
社内で、うまく立ち回って、
美味しい顧客をゲットして、
良いポジションを確保したら、
省エネ労働で、気楽に働く。
メーカー営業の最終形の姿かも知れない。
パチンコ業界は、大手メーカーになると、短期間で次々に
新機種が出て次の商戦に移る。
他の業界のように、
ひとつの商品販売にしがみついているわけではないので
切り替えが早いのだろう。
業界不況が加速して
ネット販売が主流になれば
古い営業社員は、ほとんど駆逐されると見ている。
彼らはいつまで極楽生活を享受できるか
生暖かく見ていこう。