識者によると・・・
今のゆとり子供たちに、
LN制(ラッキーナンバー制)
定量制
1回交換
といったところで、何が何やらわからないようだ。
彼らにとっては、生まれた時から「無制限営業」があたりまえであり、
「無制限」すら意味が分からないにちがいあるまい。
昔は、低価交換(2.2円~2.5円)が主流だったため
大当たりで出た出玉を、
そのまま打ち込めるか、1回全部交換してから再遊技をするか
というルールがあった。
「1回交換」という状況は、
とにかく、大当たり出玉は、当たったらその都度交換
それか確変か保留連ちゃんが終わったら、交換という状態だった。
一発台や3回権利ものが多く、大当たり交換時6000発必ず保障という店もあった。
6000発に満たない分は、そのまま玉をくれるのだ。
一発台や権利ものが分からない、ゆとりはぐぐってほしい。
「定量制」は、3000発、5000発、10000発と
1回の大当たり連続出玉に店が決めた上限が設けられ、規定数に達すると
店員がやってきて、終了、交換をさせられることだ。
ここで、「打ち止め」させられて、退去させられるのと
そのまま再度現金遊技を再開してもよい場合に分けられる。
遊技再開できても、電源リセットさせられたり、
完全にそのまま再開(確変状態や、連ちゃん機のおそらく天国モード状態)できる店があったりと
条件は多様だった。
「打ち止め」台は、イベントとして、定時に抽選開放する店もあった。
羽ものは、「打ち止め台」=「優秀台」 の可能性が高いので
抽選に並ぶ人が多かった。
1日の「打ち止め回数」を各台に掲示してあったな。
「無制限遊技」は、出た球をそのまま打ち込める。今と同じ。
「ラッキーナンバー制」は、当時機械の盤面上に 1~9くらいの
番号ランプがある機械が多く、
357ランプ点灯で、「無制限遊技」とかいった感じ。
目印として「無制限札」が台上にさされることになる。
CRになると、大当たり図柄を、ラッキーナンバーにしているところもあった
後期は、「確変無制限」が多かった。単発は交換、確変引いたら無制限遊技とか
ラッキーナンバー制は、イベントと相性が良く
午前中に、引いたら、なんの番号でも無制限とか
夜21:00以降は無制限
新装時は無制限
客側としては、連続遊戯することで
「持ち球遊技比率」を高めて、勝利へ進めることができる。
1玉4円の価値だが、換金率を考慮すると、出玉は1玉2.5円の価値になる。
1000円=250発で30回回っていた機械が
持ち球遊技では、
625円=250発で30回回ることとなり、
現金投資をするより、持ち球を打ち込んだ方が差額分、お得になるわけだ。
客が、朝から「無制限札」獲得のために来店し
「無制限札」をえたら、終日ぶん回す。
これが、ぱちんこ全盛期の形態だ。
今は、遊技条件が、全員一律だが、
全盛期は、このような形になっていたため
不利な時間帯で、不利な条件で金を貢いでいる客がいる一方で
無制限札をゲットし、有利な条件で持ち球で打ち込める客がいる。
客側が有利に「勝つ」手法として活用されていた。
今は、高価交換が主体のため
たとえば等価無制限営業なら、客が何時間どのように打とうが
全員同じ条件である。
最近、また「定量性」を始める店がちらほらとでてきたようだ。
もちろん、等価だと意味がないので、3円~3.33円くらいの換金率の店だろう。
まあ、玉積み煽り大好きな今の強欲店舗は、
普通にやりたがらないので各台計数搭載の店なのかな。
2パターンあって、
・1万発に達したら何が何でも完全交換、リセット
・1万発を超えた連続大当たり終了まで打てる。そのまま連ちゃんが続けば、確変が終わるまで打てるといったもの。
後者のものは、ありだろう。
もともと今は、ある程度の玉が出たら満足してやめていく人が多い。
その境が1万発くらいだ。全然回らないので粘る気もないからだ。
どうせ普段も1万発でやめているのだから、釘がゆるくなっているなら
ちょうどよい。普段と変わらない。
まあ普通に考えてあまり回せないだろうな。
前者の完全交換は、確変途中でやめさせられたら
客が怒るだろう。これはあまり人気がないだろう。
定量制は、もともと羽ものや、きりのいい出玉が出る権利ものと相性がいい。
出玉の少ない甘デジでもいいだろう。
いまは、どこの店に行っても、同じ機械、同じ交換率、同じ遊技条件なので
ルールが昔のように多様になっていくのは、いいことだろう。
失敗するにしろ、良いころに立ち返るチャレンジとして、どんどんやってほしい。
高価交換が主流の今の店舗が
昔のように、2.5円程度まで戻ったらもっといろいろな
遊技形態が開発できるんだがな。