ぱちんこは、田舎の主力産業のひとつに数えられると思う。
田舎にいけばいくほど
娯楽がぱちんこ屋とラブホテルしか見かけない。
首都圏にいても、茨木とか千葉、さいたまの奥地とかがそんな風景だ。
業界の人ならわかると思うが、
地方に行った際には
ホールがあると
稼働はどんなもんだろうと
ついつい、のぞきに訪れてしまう。
綺麗で大きいホール限定だが、
田舎でも意外と稼働があるものだと感心する。
田舎には、
それしか娯楽がないからだよ。
よくそういわれるが、
かくいう私も田舎出身で大学で東京に来て
就職して首都圏に居残っている組なので
田舎の暮らしぶりはよくわかる。
たしかに娯楽とよべるものはなかった。
地上波やラジオは地方では局数がいまだ少ない。
今はネットや、衛星放送など全国均一のものもできてきて
だいぶ改善されつつあるが、
こんな狭い日本で、地域によって
受信できるTVやラジオ放送に差があるのは
はっきりいって差別に近い。
すべてが利権がらみのことだが、同じ日本とは思えないほどの
不便さである。
田舎と都会暮らしのメディア視聴聴取レベルには雲泥の差がある。
そんななか、子供の頃、地方テレ朝系列のトゥナイトを見ながら
バブルの頃に扇子を振っておどる女を見て
都会ってこんなもんなんだと思ったもんだ。
「花の都大東京」といった言葉がよく流行ったもんだ。
こないだネットで見ていたら
地元中学校の掲示板があり、
卒業生がいくらか書き込んでいたので面白かった。
一生懸命勉強して、地域一番の高校に行って
東京の大学入って首都圏に就職するのが勝ち組だそうな。
実際はさほどそうとは言えないのだが、
田舎に閉じこもっている人から見るとそうらしい。
首都圏や札幌名古屋仙台大阪福岡ほか県庁所在地の地方都市
これら都会と呼ばれるところ以外の田舎だが、
田舎では、仕事もろくなものがなく
周りの人間も子供のころからずっと同じで、
変わり映えのない村社会が先祖代々続いている。
どこどこには誰がどういう家族構成で住んでいて
どこの学校行ってどこで働いている
そんな情報が地域で全部わかっている。
まさにうちの実家付近がそうだ。
そのムラ社会が嫌な人は
地方から抜け出したいんだそうな。
まあそんな中で働き口のない地元の田舎のひとにとっては、
パチンコ屋は就職先としては有望な部類の様だ。
名が通っている企業の地方店舗、支店支社営業所が
その地域では有望な就職先ということらしい。
だが、地元の人間はあこがれの存在の企業でも、
都会で働いていた人間が、田舎へ転勤となったら
そりゃ大変だ。
子供でもいたらもっと大変なことになる。
田舎の人間は、教育意識がないので
民度がとても低い。
勉強ができる=悪とでも思っているのか
都会からの転校生が物珍しいのか
排他的な空間ができており、居心地が悪いものとなろう
子供は周りの環境に影響・洗脳されやすい。
バカの周りにいると、バカが移るとはよく言ったもので、
賢い人の中に放り込むのと、
バカの中に放り込むのでは、学習能力への影響が顕著である。
無理をしてでも上位の学校に行かせるべきなのはそういった考えからだ。
進学塾と違って、田舎の学校は左翼教師による
お手手つないでみんなでゴールのような悪平等教育がまだ続いており
みんなが理解するまで先にすすまない。
3学期には、学習範囲が終わらず終了
そんなのが田舎のレベルの低い学校である。
転勤して子供を田舎の学校にでもやった瞬間に
偏差値低下、いい学校にも行けず、いい企業にも入れない。
人生終了の確率が高まることとなろう。
とくに関西国の田舎に転勤なんてなったら
言葉も、醜い関西弁なまりとなってしまい、
完全に人生終了である。
そんな僻地へ、
もし転勤となったら、家族は都会において
自分は単身でいけばいい。
田舎の者が、地元就職先とするなら勝ち組
都会の者が、田舎転属となるなら負け組
立場によって見方が分かれることだ。
まあはっきり言うと
都会から田舎へ転勤や配属=やめさせたい奴
なので、左遷だととっとと気づいて
やめていったほうがいいけどね。