1/400 MAX機
千円で15回程度の回転で、確率分回すには、3万近い金が必要である。
そして、たいていが単発で1200発程度、等価で5000円しか返ってこない。
たまーに、連ちゃんして取り戻せることもあるが
たいてい、持ち球になっても、当たったり吸われたりで
次第に持ち球がなくなり、現金投資に戻り・・・
気づけば-50000円でした。最悪パターンでみるとこんな感じ。
それが10回打ちにいくと7~8回くらいは、こんな結果になってしまうのではないか(当人比)
こんなの金持ち以外誰もできない遊びだね。
さて、ここで業界最大手のマルハンの中間決算を見ていただこう。
売上高1兆673億4500万円(前年同期比0.5%減)、営業利益282億500万円(同59.6%増)、経常利益305億1300万円(71.7%増)の減収増益となった。
どうだいぼろもうけだろう。
半期でこれなので、通期でだいたい倍だと見積もろう。
かつてマルハンクラスの大手で、年間でPS合わせて、25~30万台程度の機械購入があったという。
1万台機械仕入を減らしただけでも、
35万×1万台で35億である。
他にも節減施策はとっただろうが、
メインとして、だいたい3万台くらい機械購入を減らしたのではないか。
約300店舗として半年100台、月にして16台程度/店の機械削減ということになるが
まあ結構な効果があるんだなという感じである。
全体で2割ということは、6万台/年程度の削減になると見積もれる。
もちろん、こんな手が使えるのは、最大手であるマルハンのブランドに対する
信頼があってこそのものであり
田舎の中小零細法人が似たようなことをしても、
入替がなければしょぼくみえるだけで
客が飛ぶだけだ。
1台2台の入替でチラシ打っても、それを目当てで並ぶ客などいるはずない
新台はある程度台数がある店にいったほうが、打てる確率が高いので
超常連でもない限り、店を選んでいくだろう。
だがしかし、マルハンの中間決算を真似て、
よけい機械代を絞ってくる法人が増えることが想定される。
マルハンが2割減らしたなら、うちはもっと削らないと!
そうなると・・
昨年度のぱちんこ販売台数220万
今年度は200万程度
来期は、さらに加速度的に減って、170~180万台程度まで落ちるのではないだろうか。
ぱちんこ20万台分×35万で700億
パチスロも1割減れば10万台×35万で350億
適当な概算だが、
マルハン機械代削減の影響が一因とされて
来期はさらに1000億くらいの機械市場の減衰が予測されていくのではないか。
このように、ホール側は、先を見越して見事に経費削減につなげている。
では、メーカー側はどうだろう。
売れなくなってきた環境を打開し、たくさん売るために、
なんたることか
より販促費を増やしたり
開発を強化したり
拠点を強化したり
なんかホール側と逆行しているような気がしないでもない。
いい商品を作れば客が戻ってくる、その考えもわからぬではないが・・
ホール側も、メーカー側も、それに連なる業界不況は
市場の規模縮小が根幹たる原因である。
・ファン離れ
・ゴト行為による被害
根幹を直さない限り、滅びいくものを
ただ座して待つばかりであることは必定である。
ゴト被害は年間数千億円である。
業界にとってかなりの負担だ。
いつになったら、ゴト対策が完璧な
「封入式」の機械がでてくるのか。
どうせ利権がらみでもめているのだろうが遅すぎる。
そもそものファン離れを食い止めることに
なぜどこも取り組まないのだろうか。
日遊協みたいなところは何もできないので
悪いが、業界の覇者たるマルハンから
ぱちんこ40個交換、スロット7枚に戻してくれないだろうか。
これだけ儲かっているんだから
業界の変革を引っ張っていく余力位残っているだろう。
すべての原因は、等価営業だとわかっているのに
どこもやらないのは、どこかが人柱としてやるまで、待っているのだろう。
ぱちんこ全盛期の頃は、40個~50個LN制が主流
いまのご時世でLNは無理でも、40個無制限は可能なはずだ。
マルハンは、マルハン以外が客飛んでつぶれればいいというのではなく
全てのホールのために動いてもらいたい。
よく考えよ。