第3リール停止、ボタンを離す、鮮烈に輝くGOGOランプ
レバーをたたく、艶めかしく点滅するハイビスカス
ただ単純にそれだけの世界だが
なぜ面白いのか
他のタイプはどうだろうか
ゲーム数管理?
高確率ゾーン?
いわゆる捨てゲーム、消化ゲームが多すぎて
関係ないところは高速回しが基本
空回しのような感覚だ。
いつでも同じ確率で抽選するAタイプとは
1Gの価値が違う。
人気のあるAタイプは、その1ゲーム1ゲームが面白いから受けているのだ。
ジャグラーを1ゲームづつ大切に打つクソババアを見てごらんなさい。
ハナハナを気合い入れて打つ土方を見てごらんなさい。
AタイプとATなど射幸性だけで釣っている機種とは
楽しみ方が根本的に違うのだ。
ジャグラーのように、100%告知ではなくても
ひと昔前のアルゼ全盛期の頃は、
第1リール停止、第2リール停止、第3にこの図柄がここに止まればリーチ目!
雑誌で、主なリーチ目をあらかた覚えて、楽しんだものだ。
昔の機械はそういった意味でも面白かった。
今でもゲーセンで、タコスロとかゲッターマウスとかあったら
しばらく打てる。
個人的だが、
YAMASAの機械は、アルゼとリーチ目の法則がことなるため
これアルゼなら当たってるよと、不快に思うことが多いので
好きではなかった。
パチンコでいうと今の王道の京楽の演出パターンから
逸脱した他メーカーの機械に例えられるかな
京楽だったら、これだけ予告絡めばスーパーリーチくらいいっているよ。
それくらいの失望感感覚かな。
最近になると、ジャグラーと30パイ花系以外のAタイプはほとんどなくなってしまった
一部に、海やカエル、最近のアルゼ系などもあるだろうが、バラエティにひっそりとあるくらいだろう。
液晶とAタイプの親和性が薄かったのもある
多少RTで先延ばしできても、たいていリールの挙動で
当たっているかそうでないかわかってしまうため
ほとんどの客が演出自体をキャンセルしてしまい、液晶が空気と化してしまっていた。
投資がかさむと、低設定ではほとんど回収できずに
ずるずる負け続けてしまうということもある。
設定の出率がかなり忠実であり、低設定がすぐにわかってしまうということだ。
ATやARTなどは、事故待ちもあり、低設定でもたまに出玉の塊を作れるので
ひょっとしたら高設定かもという期待がもたせられるためだましやすい。
全台設定1で経営するのが前提のホール側にとっては、ATの方が使いやすいのだ。
そんなわけで、Aタイプは人気がなくなり
ジャグラー以外はなくなってしまっっていった。
各メーカーもジャグラーや花系のジャンルにはほとんど挑まなくなった。
客としては、Aタイプ自体には昔の思い出があるので
面白い機械があれば、甘デジ感覚で時間をかけて
楽しみたいはずだ。
AT機のあたりの重さに疲れ果てた客が
Aタイプの新台を望むような時勢になりつつある。
来年初頭に、久々のジャグラー以外のAタイプ新台として
エヴァのAタイプがでるようだが、
その前のARTのエヴァは2013年度屈指の糞台として歴史に残った産廃だった。
今度のエヴァは、今までの失敗のひとつとして
ぱちんこのリーチと勘違いした
客にキャンセルされる、似たような液晶演出中心だと
すぐ飛んでしまうのをわかって作っているだろうか。
はたして、客に受けいられる作りになっているかどうか
生暖かく見ていこう