4.パチンコ業界の再生
・アベノミクスの3本の矢の説明
・大胆な金融政策
・機動的な財政政策
・民間投資を喚起する成長戦略
・杉ちゃんの説明は省略
ここでパチンコ業界を再生するために
「パチノミクス」を提唱する。
・パチノミクス
・若者出動
・還元率緩和
・ECO戦略
■若者出動
・スライド説明
・年齢別人口の解説
・日中戦争
・第2次大戦
・丙午
・第1次ベビーブーム(団塊世代)
・第2次ベビーブーム
・丙午の由来、八百屋お七の話
・若者のぱちんこ参加人口低下
現代では、第2次ベビーブーム世代が親になっている層のため
第3次ベビーブームが起きていてもおかしくはないのだが
今の若者は、結婚しない、できない、子供を産まないため
それが起きていない。分母が減るばかりだ。
若者は年寄りの流行をつかまないが、年寄りは若者の流行をつかむ。
いまや年寄りでも、スマホを操っているような状態だが
若者でらくらくほんをつかっているものはいない。
かつて平和で版権をとる業務をしていた時に
石原裕次郎の機械をだし、これは団塊の世代に喜ばれ売れるだろうと思ったが
期待の半分以下だった。あまりにも古すぎて作る開発側もわかっていなかったようだ。
他にもピーナッツという機械を出したが、若者にふれてももらえなかった。
ここは笑うところです。
クレイジーキャッツという台は、お蔵となった。
若者向けの版権に「エヴァンゲリオン」というものがある。
年寄りは知らない。
年よりは、略すときに3文字で略す、エヴァンかエヴァゲだ
若者はエヴァという。それだけ感覚の違いがある。
若者はTV離れとなっている。
昔になけなしの給料をはたいて
プラズマ42インチの日立のwooを、118万円で買ったが、
最近秋葉原ヨドバシで、アクオスの60インチを20万で買いかえた。
私はやったーと喜んだが、
娘からうざがられた
TVみないしー
基本的に、ふざけ芸人の笑い番組など見なく、
年よりみたいにニュースの番組の時間を待つのではなく
若者は、ネットで好きな時間に好きなニュースを見ることができる。
開発側も、経営側も、ホール側も、若者向けの発想に切り替える。
若者をつかまないと、業界の将来はない。
■還元率緩和
競艇 75%
競馬 70~80%
カジノスロット 85~97%
カジノルーレット 95~97%
カジノバカラ 98~99%
パチンコの売り上げは20兆円、粗利率を20%とすると4兆だ。
かたや、たくさんの人が多く足を運ぶコンビニは、全国5万店で
売り上げ8兆
現在稼働が激減している。最盛期の頃は、ダイコクのSISによると
稼働6万をこえるホールが、いっぱいあった。
昨秋では、稼働が14000程度と落ち込んでいる。
もっと射幸性を抑えて、還元すべき、あたりの共有
バカラは還元率が、98~99%ある。
パチンコは全盛期の換金率は、
関東では、4円貸しの3円交換、名古屋では2.5円交換、大阪では2円交換だったと思う。
当時は、90~95%以上の還元率があった。客を遊ばせることができた
魅力的な時代。
いまは、70~80%程度になっている。
低スロまで流行りだした。還元率さえよければいいが、
4円に客がいないので、低玉でも経費分ぬいている。
還元率を緩和する必要がある。
■ECO戦略
日工組 4要件
1.射幸性を抑制した時間消費型の遊技機
2.不正に強い遊技機・不正改造対策の一層の推進
3.わかりやすくて面白い遊技機
4.安いという点を念頭においた遊技機開発
スーパーの万引き被害は2%
コンビニ 3%
本屋 2%
パチンコ屋 2%
還元率の緩和にもつながるが、不正、ゴト被害をなくすことで
還元ができる。
売り上げ20兆の2%で4000億だ。
また、店が非常にうるさく、業界人は難聴が多い。
健康を害している。
5.むすびに
ダーウインの進化論
すべての生物は環境の変化に対応し、進化したもののみ生き残る
パチンコ業界も存亡の危機にある今、
進化への決断をしよう、その刻は今なのです。