パチンコ業界では当たり前でも、世間一般・他業界から見たら時代遅れの部分はたくさんある。今回はその一端を紹介しよう。
◇花環
出ました“The昭和“の代表格。最近ではようやくグランドオープン時の生花に切り替わってきたものの、まだまだ現役です。最近ではLEDが仕込まれて光るやつなんかも見るが、そういう問題ではない。
今時花環なんて出しているのは、葬式か場末の飲み屋の新規開店時ぐらいのもの。子供からみたら、「誰か死んだの?」ってレベル。こんな時代錯誤のガラクタを店の前に並べるなんて、「正常な感覚の方お断わり」と張り紙をしているようなものだ。
商店街の飾りを思い出す。
世間一般で常識かどうかは知らないが、花環屋≒893だから、みかじめ料的な意味合いもあったのかも知れない。芸能人の花環が出ている店は・・・
◇雑誌の広告
パチンコ・スロット専門誌の広告は本当に酷い。開運のブレスレットやら、チンコがデカくなる薬やら、会って即ヤれる出会い系やら、真っ当な人生を送っている限りはなかなかお目に掛かれないようなクソ広告のオンパレードだ。もし初めてパチンコをやって興味を持ってくれた人がパチンコ雑誌を買ったとしても、こんな卑俗な広告しか載っていない腐れ遊びだと思われてしまうことは請け合いだ。
こういう雑誌を出している出版社は、長い目で見て自分らの首を絞めていることに気が付かないのか?本物のバカだ。
◇非分煙
今や、タバコが吸えるところがレアケースで、入口に「喫煙可」と貼るような時代。パチンコ店は何も書いてなくても当然のごとく喫煙可だ。
禁煙・分煙は当たり前のこの時代に、パチンコ屋に入って席に座れば、となりの民度の低いオヤジが足を組んで他人様にタバコの火を向けながらチェーンスモーキングをしてくれる。こんな異空間に現代人が来るわけがない。
◇呼び込み・ティッシュ配り
路上で看板を持って呼び込みをしている姿をよく見るが、あれもやっているのはガールズバー、ピンサロ、キャバクラ、街金、出会い系などなど、社会の暗部に属する最底辺の業種ばかり。やるべきか、やらざるべきか、ちょっと考えれば分かりそうなものだが、パチンコ屋には分からないらしい。もう自虐は勘弁してくれ。
◇プレス発表のキャンギャル
新機種発表時、雑誌やWeb上に掲載される写真には、必ずといっていいほど水着や露出の高い服を着たキャンギャルが写っている。これもまた、世間一般では1970年代に多用された懐かしの手法だ。何をしたいのか全くイミフで、そんな構図で発表している時点でいかに低俗なものかを世間様にアピールしているとしか思えない。
これをやらせているプロモーションの責任者はいますぐ辞めるべき。あんたじゃ無理です。
◇展示会
“The昭和”の二番手はこちら。
情報伝達手段の少ない昭和時代ならともかく、ホテルの会場で展示会を開く業種なんてネズミ講くらいのもの。産業フェアのような、業界の年一回のフェスティバルとかなら分かるが、ホテルで展示会をやっているなんて、考えの古い連中しかいない証明で、ただの赤っ恥である。