KPE 麻雀格闘倶楽部が、先週SISランキングで1位だということだ。
なんで?
という声が多い。
一般向けに説明すると、
ダイコク電機のSISデータとは何か。ということだが、
ホールページを見ると
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2012年度で3,591会員のご利用を頂いており、毎日約120万台(市場設置総台数の26.3%)、売上規模にして約9.5兆円のホールデータを保有するに至りました。
DK-SISは業界唯一と言えるこれらホールデータをバックボーンに、現代のホール経営にはなくてはならない情報ツールとして機能しています。
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市場のおよそ1/4のデータシェアをほこるデータとなる。
これが、日集計、週集計、月集計で
機械の稼働、売り上げ、利益を組み合わせたランキングが出されており、
機械の流行り廃りを、全国規模の客観的データとして
評価できる。
ホールにとっても、メーカーにとっても
非常に有用なデータとなっている。
特徴としては、ダイコク電機のホールコンピュータを導入し、
SISデータの母集団として上がってくるホールは、
「強い」ホールであると、
そのため全体の1/4の台数であるが、全体市場よりも
若干強めに各データが現れると一般に言われている。
そこで、
今週から導入された
KPE 麻雀格闘倶楽部がSISランキングで1位だということだが、
だれもが、え?なんで? B-MAXじゃないの?
と思われると思う。
業者にいたっては鼻息荒く、だから入れればよかったのにといったろ?
とか言ってくるが、
ホールからは、
導入台数が少ない機械の場合、
はたから見ても、強いホールばかり入れているSISデータ導入ホールのうち
さらに強いホールしか、どうみても購入しないのだから
強いデータがさらに強くなってあたりまえでしょう。
数万台売れた機械ならまだしも、
これくらいの販売台数の場合SISデータといえども信用できません。
そういった見解に立っているようだ。
もっとも、もし、麻雀格闘倶楽部が本当にいい機械の場合
そのファンが少ない導入軒数の中から探して打ちにきている
可能性も多少はあるかもしれない。
筆者にとっては、麻雀格闘倶楽部なんてカタログも見てないし
そんなの出てたんだくらいの評価だが、
ほとんどの人がノーマークの機械であったろうと思う。
本当に使えてるの?
不可解なランキングに業界中が疑問の声だ。
麻雀格闘倶楽部がいいんだから、
CRマジカルハロウィンもどう?
そんな話をしにくる業者も出ているようだ。
業者にいいことを教えてやろう。
でいきましょう。