さて、表題の、三共のパワフル訴訟だが、記事のソースは古いのでみなさんもご存知のことと思う
http://www.mynewsjapan.com/reports/1702
要約すると
・「六本木で飲んでるから迎えに来い」
・「坊主かパンチパーマかけてこいよな」
・「お前、俺の奴隷だろ」
のように、支店長からいじめられていたらしい
最終的にはパンチパーマにされ退職強要とのこと。
ネットでほかの企業の社員からの書き込みをみると、
該当するパワハラなんて、どこでもあるし普通なことだといった意見が多い
まさにそうである
パチンコ業界のメーカーや販社だけでなく、どこの業界も営業部隊は厳しいものだ。
パワハラ、セクハラ、社内イジメ、暴力沙汰ほか
理不尽なことに耐えつづけなければならない。
それこそ男女問わず、枕営業なんか上等だ
某社の女性営業陣も、ホールの店長とそのまま結婚したのも何人もいる
道を踏み外した男性営業は知らない
営業はどんなダメな機械でも売りつけなければならない
経営側は、ダメな機械だとわかってるのに、販売にGOサインをだしてくる
開発にはお金と時間が相当かかっているため、少しでも回収しなければならない
そこで生まれるのが抱き合わせや機歴などの「特殊販売」だ、
我々は「お得意様優先販売」と呼ぶ
そこで怒ったホールから
営業社員が軟禁されて支店長が救出に向かうこともある
↓繰り返される抱き合わせ販売
メーカー営業の言い訳は、会社の指示なので申し訳ありません、というのが多い
自分のせいじゃないよというわけだ。
楽な逃げ口だが、まあ事実だ
客と一緒に自社の悪口を楽しむ、会社が悪いんでこらえてくださいというわけだ
だいぶずれたが
パワハラは、H市から六本木への
送迎なんてザラだし
パンチパーマはないが、坊主はどこでもある
このご時世で上場企業の正社員の仕事があるだけありがたいと思うくらい
ではないとだめだ
三共の場合は、原因は管理職の人望のなさに
あるかな
下の人間から、この上司のためにがんばろう、役に立とうと思わせるようでなくては
管理職はどこでも勤まらない。
三共のこの支店長は、将軍様気取りの井の中の蛙だったようだ
社内営業という言葉がある
社内で同僚や上司に取り入って
よい担当顧客を得なければならない。
結局販売台数は、強い金のあるホールをどれだけ持っているかで決まる。
ゴミみたいなホールばかり担当を持たされると売ることはできない。
ホームレスにベンツを売ってこいと言われるようなものだ。
だが、良いホールを持っている社員も、そうでない社員も
同じように怒られる。ダメなホールを持っている社員はねたみで納得がいかない。
業界の営業は、配属先で運命が決まる。
ろくでもないところにいったら、すぐ会社をやめることだ
もうどうにもならない。
社内で既得権が出来上がっているから
自分より下の人間入れて、下の成績にさせて、
下駄をはかせて自分の成績を上げたいだけだ。
やめたらすぐに次の成績の悪い人間候補が入ってくる。
そして古い社員は安泰。
どんなに優秀な人間ががんばっても、ダメなホールが突然、金持ちになれるわけではない。
変わらないのだ。
こうして、各メーカーや販社から営業がやめていき
恨みつらみを抱いたまま業界のほかの企業に入り
一生そのメーカーに対し、恨みを持ち続け、口コミで
ひどさが伝わっていく。
かつて業界三強と呼ばれた
ユ○バーサル、フ○ールズ、オリ○ピアなどはその典型だ。
メーカーは怨念の塊でできている