コラム

【回顧】初代「大花火」全盛期時代。他メーカーの営業側からみた思い出

【回顧】初代「大花火」全盛期時代。他メーカーの営業側からみた思い出



こぼれ話。チラシの裏

最終更新日:2022/09/01

 

9/5納品の新台が15機種ってやりすぎなくらい出てくるけど。それまでネタがないので自分でなんか駄文を書きなぐることとする。

むかしむかしのお話

 

大花火によく似た「花火絶景」が話題になっているが、若い頃にXXX駅前にXXXンというホールがあって先輩と閉店後に新台機械の納品に行った。

 

自社機械以外に、同時に大花火が納品になっていて、うちらが設置作業している後ろでかっこいいアルゼの社員や納品業者?の連中がさっそうと設置すると…、店員やバイトが脇からずっと見ていて「きゃー打っていいですか?」って大花火の試し打ちを開始し始めた。
 
機械がいいと売りに来るメーカー営業社員ですら優秀でイケメンに見えるような錯覚に陥る。

 

きゃっきゃいいながら楽しそうに女の子まで打っている。店員自体も新台導入が大好きなのだ。
それを横目で見ながら…

 

「いつか俺たちもホールの柱になる喜ばれる商品売りたいな…」

 

先輩がそうつぶやいたのを覚えている。機械が悪いとそこの営業社員はホールから「愚鈍ないらない子、邪魔な子」扱いである。



当時の自社の機械はホールの機械選定者から、「ライターで火をつけたらよく燃えそうだよね」そう言われていた。たしかに安っぽい薄っぺらなプラスチックでよく燃えそうだった。

大花火を手に入れるためには、抱き合わせでワードオブライツとCRラブラブカップルを買わなければならなかったのだが、その抱き合わせのはずの機種ですら当時最盛期のアルゼの力で良台であり、大人気だった。

 

社内でアルゼの商品を称賛すると、上長から「お前らはアルゼの回しものか!」って怒られた。
やがて、自社でも念願のホールの看板になるような機械を扱い始めた。かの先輩とまた納品一緒になるときがあって、先輩は設置してすぐに電源を落としていた。

 

「設置完了確認前に、店員がたかって打ちに来ると邪魔なんだよねー」

 

口ではそう言いつつもなかなか満足げな表情であった。
おわり



当サイト内- 口コミ,評価,コメント

 

 ↓下記フォームより、星付き評価をお願いいたします。ページごとに過去日付の評価スレになっています。あわせて参照ください。↓SNSでの拡散もよろしくお願いします。

■最新投稿記事

20250421_e東京喰種_パチンコ・スマパチ_評価・解説

三共

【教えてよ】e東京喰種 スマパチのAI評価レポート「打った者すべてが傷を負い、壊れていく。その記憶は消えず、台を憎む自分を憎むしかなくなるのだ。」【更新3】

打つたびに搾取され、負けるたびに怒りが募る。それが、この台の唯一の魅力だ。e東京喰種を打つ者たちは、もう希望など見ていない。勝とうとは思っていない。 ただ、憎しみを晴らすために、金を入れる。役物が落ちるたびに、目を見開き、心拍数を上げ、期待と恐怖が交錯する。

サミー

【苦笑】Pゾンビランドサガ パチンコのAI評価レポート「通路ランド」──この一言は、すべてを終わらせた【更新1】

断罪するまでもなく、Pゾンビランドサガは既に終わっている。誰もが知っていて、誰もが見て見ぬふりをしている。Pゾンビランドサガが象徴するのは、パチンコの“疲労”であり、“閉塞”であり、「誰も驚かない失敗」である。

藤商事

【激痛】P痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。 パチンコのAI評価レポート「エ○で釣ってもつまらない台はつまらない」【更新2】

メイプルは可愛かったかもしれない。水着演出も精巧だったかもしれない。──だが、それはもう関係がない。誰も見ていない。誰も打っていない。誰も期待していない。この台は、終わった。それ以上の言葉は、もういらない。


平和

【焼鳥】L麻雀物語のAI評価レポート「スマスロ「麻雀物語」を巡る世界は、もはや修羅でしかなかった」【更新2】

2025/4/28    ,

これらすべてが、ホールから人を消した。そして、この機種に触れた者は、もう二度とスロットを信じない。信じた先にあったのは、ただの奈落だった。ホールを支えていたのは、かつての「面白さ」だった。

山佐

【信仰】Lスマスロ アイドルマスター ミリオンライブ! ネクストプロローグのAI評価レポート「それは演出の“過剰設計”ではない。“悪意”としか呼べない」【更新2】

「台じゃなくて、詐欺に近い。アイマスの名を騙った罠だ」──もはやそれは怒りではない。完全な断罪。決別。絶縁。「もう打たない」ではなく、「記憶から消したい」──この言葉こそが、終わりを告げた。

大都

【欺夢】L吉宗のAI評価レポート─最終的に、すべての投稿群はこう結論づけている─「これは、存在しなかったことにしよう」【更新2】

2025/4/28    ,

懐かしさや信頼を、見事に裏切ってくれた。それも、精密に計算された裏切りだった。メーカーがどんな言い訳を並べようが、ホールがどれだけ煽りPOPを貼ろうが、──プレイヤーの心は、すでに離れている。


関連ニュース

【AI分析レポート】負けた腹いせにパチンコ台を破壊──事件よりも冷笑する世論が異常だ

2025/4/27  

ニュースは追いかける。「ホールはどうなったか」「犯人は何者か」。だが、ネットはもう終わっていた。事件が終わる前に、すでに興味は尽きていた。 「またか」「飽きた」──その言葉が、全てを封じた。怒りも悲しみも、消えたのではない。求められなかったのだ。