ぱちんこ情熱リーグというお遊戯会が
毎年繰り広げられている。
・ウワーー
・こんなところで働きたくねー
・洗脳、宗教団体w
毎度の批判が飛ぶ。
店側にしてみれば、
頭の弱い子を洗脳するのに役立つから
客向けというよりは、自店向けなのだろう。
体育祭、文化祭みたいなものだな。
たしかに、学生の間のバイト雇用ならまだしも
社会人となって、正社員でこのような環境下で働きたくない。
就職活動を始める学生は、最初は誰もが、
「きれいなスーツでびしっと決められるようなかっこいい仕事に就きたい」
ここから始まる。
大手企業に落ち、中小企業に落ち、
希望業界の企業がなくなり、
もう内定もらえればどこでもいいや!
となり
最後にたどり着くのが、
飲食やぱちんこ業界である。
優良企業に落ちまくったやつらの、受け皿でしかない。
大学の同期が、スーツでかっこいい仕事なのに、
自分は、制服で肉体労働・・、名刺すらない・・
同窓会に行くにも恥ずかしい・・・
もちろん、飲食やぱちんこでも、
管理側業務になれば、ホワイトカラーでスーツだ。
だが、そこまで残ることのできる新卒は少ない。
出だしの、数年でほとんどが退職していく。
良い大学をでている学生ほど、
ぱちんこ企業に就職したことを隠したい。
どこに就職したかをいうのが恥ずかしい。
ぱちんこ、パチスロは、
・投資の割に、勝ちが非常に薄いギャンブル
・客が圧倒的に不利
年寄りのような、情報弱者からいかに金を巻き上げるか、
ギャンブルをギャンブルではないと錯覚させるにはどうすればいいか。
イベントを禁じられた中で、集客手段をどうすればいいか。
出玉以外で稼働をあげる施策の一環として、いきついたのが、
クリンネスや接客ということだ。
アホな客ほど、店員との触れ合いで
金を落としてくれる。
店からバイトに、出玉交換時などに
客への声掛け指示が飛んでいる。
たまに勝ったじじいに、かわいいバイトから
「今日はたくさん勝てましたね^^」
などと言われれば、
出玉の喜びに加えて、賞賛の喜びが上乗せされるようだ。
顔なじみの店員を作らせることで、親近感をわかせる。
負けたときにも、接客でごまかす。
きれいな顔で負けてもらって、
負けた気分を和らげる。
接客は、やりすぎると、
「常連と店員との癒着」にみられて
多くの客からは心証が悪い。
もろ刃の剣だ。
まあ、金をたくさんもった「カモ」を見つけて優先的に声をかけまくる。
金主優先は当然だな。
だが、じじいばばあ相手の
「接客かっぱぎ経営」もやがて限界が来る。
こいつらの金がなくなるか、死ねば終わる。
やはり、その他大勢に対応した扱いが必要となる。
A店:接客◎、きれい◎、出玉×
B店:接客×、きれい×、出玉◎
ほとんどの客は、B店の出玉が多い店に行く。
客は、ぱちんこに、なにを求めているのか
考えればわかることだ。
だが、この不況で出玉を出せる余裕がある法人が少ない以上
ごまかすために、出玉以外の集客手法に逃げるところが多いのはいたしかたない。
このように、接客やクリンネスに力を入れざるを得ない店は、
出玉を出す余裕がないのだといえる。
しかし、何かというと、
接客接客、掃除掃除
あたまが凝り固まって、これしかでてこなくなっている法人が多い。
頭の弱い体育会系で固まると、こうなってしまう見本だな。飲食店にも多い。
ホールに言えるのは、
よけいなことせず、
経費を限界まで削って客に放出しろ。
ただそれだけだ。
店員が業務的な作り笑いで、苦しい接客なんて
ほんと気持ち悪い。
接客接客しか考えることができない連中には、
やめてもらって
その人件費分を客に還元した方が、稼働が上がる。
こういう接客でごまかそうとするところは、
客のニーズを的確にとらえていない。
なんでぱちんこ産業がすたれたのか。
根柢から、対策を練らなければダメだ。
ぶっちゃけ、
玉さえ出れば、全部ロボットでいい。
各台計数機に、レシートも自動景品交換機(もうみかけない)で十分だ。
ゲームセンターに接客を求めるだろうか。
競馬競輪競艇に接客を求めるだろうか。
すべて否だ。
客は、博打をしにきているので、キャバクラに来ているわけではない。
くだらないふれあいなど不要の産物
接客などいらないから、玉をだせ、放出しろ
これが客のニーズだ。
できなければ経費を削減することを考えることだ。