私は所用で行けなかったが、
先週金曜日に、プリズムホールでガンダムの展示会があり、
業界でも久々の展示会とのことで、足を運んだ人も多かっただろう。
現在帝都のあらゆる場所で、ガンダムの巨大な広告掲示物が張られており、
まさに、たくさん売るべき機械に力をかけていることが伝わってくる。
ぱちんこ3月商戦は、京楽のウルトラマン、三共のガンダムと
金と力を十二分に投じた主力が出てくるので、
中堅以下は、すでに4月に逃げているところが多い。
三共は、去年後半から、
クイーン2、パワフルなど、各1万台程度であるが、
久しぶりにホールに貢献できる機械を提供できるようになっており、
株が上がってきていた。
そんな風に、ホップステップときたところで、
ガンダムで一気にブレーキがかかったようだ。
ガンダムは、1万台程度のクイーンとは比較にならない開発費をかけているので、
本来7、8万台は売りたいはずである。
そのガンダムのスペックが、複雑なもので、
多くの人が???と疑問を抱いている。
「客飛びがすぐ予想されるようなもので、メイン島にBOXなど張れない。半列か、バラエティ程度の後発スペックだ」
と、非難が先行している。
ただ、一方でガンダムのようなメイン版権で、チャレンジスペックを出してきたことには
評価するところもあるようだ。
それにしても、なぜこのような事態になったのだろう。
社内で事前にリサーチをしていないのだろうか。
販売台数も落ちるし、
ホールも客が思うようにつかずに困る。
客も短期運用前提になられると、ぶっこ抜かれて負ける。
このままでは、誰も得しない。
ガンダムに関しては、
ほかの甘デジスペックや、普通のミドル、マックススペックも
当然のごとく持っているはずなので、
併売することをおすすめする。
一度決めたことだからと意固地にならずに、
失敗を素直に認めるべきだろう。
ここで、京楽ウルトラマンがダメ押しできたら
ガンダムは一気に負けるぞ。
チャレンジスペック大いに結構。
だが、これくらいの大型版権なので、
客もホールも王道スペックを求めるのは当たり前である。
社内の一部の人のプライドのために、
多くの人に迷惑をかけることはすべきではない。
チャレンジスペックと普通スペックの併売に
切り替えることを推奨する。
他のメーカーも反面教師として、
よく見ておくことだ。