今更ながら、花の慶次の原作本に
一夢庵風流記 (新潮文庫)
がある。アマゾンで中古で1円からあったり、電子書籍化しているので
興味がある方は是非一読してほしい。
さて
朝鮮出兵であるが、
なぜか現在タブー視されており、
TVにも取り上げられることはなく、
活躍した人物の功績も闇に葬られたままである。
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一番隊
小西行長、宗義智、松浦鎮信、有馬晴信、大村喜前、五島純玄(宇久純玄)ら計18700人
二番隊
加藤清正[80]、鍋島直茂、相良頼房ら計22800人
三番隊
黒田長政、大友吉統(大友義統)ら計11000人
四番隊
毛利吉成(森吉成)、島津義弘、高橋元種、秋月種長、伊東祐兵、島津忠豊ら計14000人
五番隊
福島正則、戸田勝隆、長宗我部元親、蜂須賀家政、生駒親正、来島通之、来島通総ら計25000人
六番隊
小早川隆景、小早川秀包(毛利秀包)、立花統虎(立花宗茂)、高橋統増(立花直次)、筑紫広門、安国寺恵瓊ら15700人
七番隊
毛利輝元、兵30000人
八番隊
宇喜多秀家、兵10000人。対馬在陣
九番隊
豊臣秀勝、長岡忠興(細川忠興)ら計11500人
船手衆(水軍)
九鬼嘉隆(志摩鳥羽)、堀内氏善(紀伊新宮)、杉若氏宗(紀伊田辺)、桑山重勝・桑山小伝次 (紀伊和歌山)、藤堂高虎(紀伊粉河)
脇坂安治(淡路洲本)、菅野正影(淡路岩屋)、加藤嘉明(淡路志知)
来島通之・来島通総(伊予来島)
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当たり前だが、戦国オールスターの面々が出兵している。
光栄の信長の野望だったらえらいことだ。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%96%87%E7%A6%84%E3%83%BB%E6%85%B6%E9%95%B7%E3%81%AE%E5%BD%B9
wikiでは、無駄に詳細に書かれているので是非こちらもみてほしいところ。
非常に面白い活劇になっている。
一夢庵風流記では、
そのクライマックスが
朝鮮出兵に慶次が赴くところだとみている。
少年ジャンプ上では、当時大して竹島問題もなかったのに
朝鮮出兵が、オリジナルの沖縄編におきかえられ
朝鮮で得た、2番目の家来の金悟堂も、オリジナルの
鬼みたいな奴に変わってしまった。
原作者の故 隆 慶一郎からしてみれば、ふざけるなというところだろう。
最悪の改変である。
別に文禄・慶長の役双方ともに
明、朝鮮連合の勝利で終わっているのだから
あちら側にとっても、どうでもいい話なのに。
マスコミ内部に、朝鮮系の悪い人たちがいるのだろうと
勘ぐってしまう。
小説上では、慶次は、
朝鮮出兵で無双の活躍をし
帰国している。
漫画の花の慶次の原哲夫には、
死ぬ前に、
漫画版の完全版として、朝鮮出兵編を書いてから死んでほしい。
ニューギンさん、圧力頼むよ。