ショールーミング
別名:ショウルーミング
【英】showrooming
ショールーミングとは、商品の購入を検討する場合に実店舗に赴いて現物を確かめ、その店舗では商品は買わず、オンラインショップで購入するという購入形態を指す語である。
ショールーミングは、インターネットの普及によってECサイトやショッピング比較サイト、オークションサイトなどが充実し、商品をより安く購入する方法や経路をインターネットで手軽に検索可能になった状況を背景に持つ。近場にある実店舗は商品を実際に見て確かめるだけのショールームと化し、実店舗では客がいても商品が売れないという現象が発生している。スマートフォンを利用してその場で価格をチェックし、その場で注文まで行う場合も少なくないとされる。
米国の経済紙ウォールストリートジャーナルは、2012年1月に、米国においてショールーミングが小売店の新たな問題として浮上してきていることを伝えている。
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国内家電市場が深刻である。
スマホで、価格ドットコムを見ながら
値切りを行い、安くしてもらえなければ、ネットで買うのである。
実店舗が単なるショールームとなっている。
筆者も値切るのが好きなので
よくその手法をとるが、
ヤマダ電機、ビックカメラは価格ドットコムの値段に近づけてくれるが
ヨドバシはかなりしぶる。
ヤマダ電機は、価格ドットコムより安い値段を提示してくることもある。
ただし、都会の話なので、田舎は値切りにくいらしい。
ヤマダやビックも最近は柔軟になってすんなり値切りに応じてくれるようになったが
ひと昔前は、同じヤマダの池袋店の値段に合わせるのすらいやがっていた
池袋店でお買い求めくださいとか抜かしていた始末
その時は、まあ粘って下げさせたわけだが
ネットで買うのは、怪しそうな店舗が多いので気が引ける
そこでちょっと高くても
信頼があるアマゾンに客が集中しているようだ
ヨドバシやヤマダ電機などは、ネット販売を助長するとして
amazonkindleの店舗販売を見送るなど
敵対心剥き出しである。
ぱちんこ業界はどうであろう。
旧態依然から
全国津々浦々
ど田舎のホールまで、営業マンがくまなく訪問営業している。
いまどき1軒1軒訪問販売(対法人営業もある)してるのは
富山の置き薬くらいだ。
それにしてもいつまで昔ながらの訪問営業スタイルが続くのだろう。
車の訪問営業など最近聞かない、住宅の訪問営業なんて廃れたものだ。
ひと昔前は、ホール側のもつ情報は、
訪問してくる営業から聞く話がすべてだった。
いまや、ホール側としては、営業が来なくても
ネットから得る情報(悪質な口コミ含む)ですべて事足りる。
ホール企業の社員も、昔と比べれば若者が増え、機械も詳しく選定眼も確かだ。
メーカーに悪い機械をだまされて買うことも少なくなった。
大手メーカーが抱き合わせを行っても
悪い商品は昔に比べるとそんなに売れなくなっている。
メーカー側もその対策として
新しくネット世論操作(ステマ)するところも増えたが
まあそれはいい。
メーカーから金もらって必死にFAXで情報操作している
こっけいな企業もある。
ここで家電業界のショールーミング化による
大手量販店の売り上げ減に合わせると、
ぱちんこ業界の販売形態変化が予測できるのではないか。
家電メーカーとしては、売れさえすれば、ネット企業経由だろうが
量販店経由だろうがどちらでもいい。
家電メーカー自体は直接顧客に売る直販を持っているところは少ない。
家電メーカーの営業は、法人相手とか量販店相手に行っている。
ぱちんこメーカーは、直販をもってホールに営業しているところが多い。
販売代行店、業者を経由させるのもある。
合わせるとぱちんこ業界では
訪問販売している営業社員は、直販業販問わず
もういらない時代が近づいてきている。
機械が売れさえすれば販路はどうでもいいのだ。
メーカー営業の仕事を抜粋すると、
機械説明、カタログ配達、グッズ配達
展示会等のアテンド、集金、契約、
納品(Sのみ)、調整アフター、修理部品手配
だいぶ不要になってきている。
機械購入を決めるのはホールに決定権があり
営業の意見は自社の機械を買ってもらいたいがために
恣意的なものが多いのでいらない。
・機械代の安いネット販売
・通常値段の営業社員からの販売
そうなってくるとどこの法人も
ネットから買って、営業いらないとなるだろう
メーカーもショールームだけおいて
ホール側がメーカーの拠点に見に行ってから
買えばいい。
今の時代、
iphoneやプレステのゲームを買うのに、営業社員の説明が要りますか?
あたりまえですが今の若者なら自分で調べて自分の判断で買うでしょう。
ぱちんこの機械も自分で調べて、自分の判断で
買います。きっとそうなっていくでしょう。
営業の人件費や経費って、このネット社会のご時世では
意味のない無駄な費用ではないだろうか。
今後機械代を安くしたり、コストを削減していくために
ぱちんこ業界も、営業社員が完全に不要となるでしょう。