評価・感想
この記事の要点解説
1.花粉と依存症、狂気の負け額自慢大会
3月上旬。都会の空は黄色く霞み、車のボンネットには花粉が薄く積もっていた。春の訪れを告げるこの季節は、目を真っ赤にした人々を街中に溢れさせる。マスクをしても防ぎきれない厄介な粒子が、風に乗って鼻腔を刺激する。しかし、そんな外の世界とは無縁のように、薄暗いビルの一室には異様な空気が漂っていた。
パチンコ太郎は、重たいドアを押し開けると、その場の空気を一瞬で察した。ギャンブル依存症の集い——名ばかりの更生会だった。そこに集まった人々は、パチンコという名の沼から抜け出したがっている者ではない。ただ、自分がどれほど負けたか、それを誇らしげに語るために集まったのだ。
「15万負けたなぁ。でも、次の日にはまた行っちまったよ」
「30万溶かしたこともあるぜ。途中でATM行って、まだ足りねぇからサラ金に走ったよ」
「いやいや、お前ら甘いな。俺なんか家賃を突っ込んで、最後に嫁の財布から……」
その瞬間、笑い声が響いた。彼らは何かの戦果を誇る兵士のようだった。しかし、その自慢には何の価値もない。ただの負け犬が、己の傷を見せ合っているだけだ。
パチンコ太郎は、溜息をついた。
「勝った話はないのか?」
部屋が静まり返る。誰もが視線を落とした。勝つ者は、とうにこの場にはいない。勝てない者だけが、ここに残っている。
「結局、パチンコをやめられる人間は、もうやめてるんだよ」
パチンコ産業が狙うのは、こういった人間たちだ。自制心のない、境界知能の人々。賢い人間に向けて作っても理解されるのは一握り、しかし底辺向けに作れば、すべての人間がわかる。テレビ番組と同じ理屈だ。だからこそ、パチンコの演出は過剰で、考える暇もなく脳を焼き尽くすように作られている。
「バカを騙して成り立っている産業、それがパチンコってわけか」
パチンコ太郎はそう呟くと、静かに席を立った。この部屋にいる価値はない。外に出ると、灰色の空が広がっていた。風が吹き抜け、花粉が視界を曇らせる。まるでパチンコ業界そのもののようだ、と彼は思った。
2.パチンコをやめた者たちの言葉
パチンコ太郎は、スマートフォンを取り出し、ネット上の意見を眺めた。そこには、かつてのパチンコファンたちの声が並んでいた。
「もうパチンコはやめた。金の無駄だと気づいたよ」
「昔は楽しかったけど、今の台は金がかかりすぎる」
「パチンコに使うくらいなら、美味い飯でも食った方がいい」
これが現実だった。やめた人間は、パチンコの無意味さに気づいている。そして、いまだに続けているのは、金に余裕がある者か、知能に余裕がない者のどちらかだ。
「パチンコは娯楽じゃない。金を巻き上げる装置だ」
彼は呟く。
ふと、隣で新聞を読んでいた老人が顔を上げた。
「若いの、パチンコがそんなに悪いものかね?」
パチンコ太郎はサングラス越しに老人を見つめた。
「悪いとも。昔のパチンコとは違う。昔は釘を見れば勝てたが、今の台はホール次第。店長の匙加減一つで、勝ちも負けも決まるってわけだ」
老人は静かに頷いた。どうやら、理解しているようだった。
「まったく、いい時代じゃないな」
「いや、むしろいい時代さ。賢い奴が逃げて、バカだけが残る。そんな業界、滅ぶのも時間の問題だろうよ」
老人は苦笑いを浮かべた。「なるほどな。なら、お前さんはどうするんだ?」
パチンコ太郎は、コーヒーを一口飲み、ゆっくりと答えた。
「俺は、この業界をぶっ壊すためにいる」
そして彼は、静かに席を立った。
以下、本文を参照してください。
読者の反応
ダンプ松本、パチンコ依存症だった過去を回想 1日に10~15万円を使い「負けたけど通い続けた」
プロレスラーのダンプ松本が26日、都内で行われた厚生労働省主催「~みんなで考えよう依存症のこと~ 依存症の理解を深めるためのトーク&音楽ライブイベント」に登壇。パチンコ依存症だった過去を赤裸々に語り、依存症当事者にメッセージを送った。
“極悪女王”として1980年代にカリスマ的人気でクラッシュギャルズらと女子プロレス旋風を巻き起こしたダンプは、新人時代にパチンコに出会ってから現役時代も続け、一番熱中していたのは引退後と回想。
ビギナーズラックで300円が9000円になったというが、「ほとんど負けたけど通い続けました。負けると余計に取り返したくて行きたくなるんです。勝った次の日は別に行きたいとは思わなかった」と振り返った。
依存症啓発サポーターを務める相席スタートの山崎ケイが「どれくらいの額を使っていたのですか?」と尋ねると、ダンプは「1日、10~15万円くらい。朝から『蛍の光』がかかるまで、同じ台を回していました」と回答。
「自分がやっていた頃は依存症という言葉が無かった。プロレスラー全員がパチンコ好きだったので、みんな一緒だと思っていました」と語った。
父はギャンブル全般を好んでいたことを説明し、「父はお酒を飲まないと言いたいことを言えない性格だった。子どもの頃から、よくお酒を飲んでいる姿を見ていました。もしかしたら父も依存症だったのかもしれない」とコメント。
「お金がないくせに母の財布から盗んで行っていました。本当に穀したくなります」と振り返った。
パチンコを辞めるきっかけになった出来事を聞かれると、「周りがみんなが出ているのに、自分だけ出ないんです。そうなると悲しくなってくるんです。疲れをとりに行っていたのが、疲れてストレスになってしまった」と言及。
「一度辞めて、後輩たちと飲みに行ったときにすごく楽しくて、パチンコに使うのだったら、みんなで飲んで騒いでいるほうがおもしろいなとなって辞めることができました」と話し、依存症当事者に向けては「みなさん頼れるところに相談しましょう」とアドバイスを送った。
厚生労働省は、依存症に関する偏見・差別を解消し、依存症を抱える方々や家族に対する適切な治療・支援につながる行動変容を促すことを目的に、依存症の理解を深めるための普及啓発事業を実施している。
イベントには、アルコール依存症当事者アーティストのUSU、宙也、元NHKアナウンサーの塚本堅一、総合内科専門医で法務省矯正局医師のおおたわ史絵らも登壇。トークセッションで、アルコール・薬物・ギャンブルなどの依存症は、適切な治療とその後の支援によって、回復可能な疾患であることを伝えた。
治すなら、別の何かの依存症になるしかないんだが。
夜の街は今みたいに女性が遊べる場所ではなかったからな
金に余裕がなかったら面白い
金に余裕があれば時間の無駄だから面白くない
今の時代のパチンコは15万円使って20万円にしてプラス5万円勝ち
こんな感じ
投資を少なくできれば20万円勝てることもあるし、
投資したけど全然出なきゃ20万円負けられる
他に家から外に出て、1人で半日遊べる趣味って中々無いんだよね(´・ω・`)
一円パチンコたまに行くわ
千円で3時間ぐらに遊べるから結構暇つぶしになるたまに3000円ぐらい勝って帰りに牛丼食う
今はどうか知らんが昔はパチ屋のトイレで首吊る奴がいっぱいいたくらいにはハマる
ダンプちゃんの頃だとCR前だろから、日15万て相当大変そうだけど良く時間合ったなあ… 興行とか練習とかあるだろに
絶対に取り返せないの分かってるのに打っちゃうんだよな
だよね。
他の依存症にもならずに、スパッとやめることができるのは、それは元々まとも
コマコマとか肛門ちゃまとかフィーバービーチとか?
海物語らしい
パチンコやらないやつはネクラ扱い
マンション久保田とか梁山泊みたいなのが荒稼ぎした時代
五輪シーズンなどは仕事をそつなくこなすから分かりづらい
せめてパチスロじゃないと
あれに耐える手首の柔軟性が必須。一般人は腱鞘炎になってタヒぬ
昔ってハンドル固定できたじゃん
盛りすぎ
かったるくならないのかね
しかもこいつがハマってた時期ってちゃんと知識入れたら勝てる時期だろ
それで10万負けるって
娯楽の中で最底辺だとおもってる
時代は巡り巡って今のラッキートリガー機もそうらしいよ
しかも1/500を当てたところで1/2で単発らしい
昔より地獄だね
今は夕方仕事終わりに行っても打てる台がない
動画で見る分には楽しいけど
デジパチは朝一単発回しで100%勝てた機種があったなぁ(フィーバーレクサス)
3000発が当たり前になったからな~
遊タイムのみ客にもメリットあったのに
デメリットの方ばっか叩いて潰したのが
最高に日本人って感じ
5回で30万使うくらいの頻度と予算感でやって、12月-60万1月-50万2月現時点-48万やね
その前はさすがにここまでのタコ負けしてないんだけど店にどんだけカモっても大丈夫なやつとバレたのかもしれん
さすがに右回せないのストレスだから次からホール変える予定
・ブンブン丸
・ファインプレー
・たぬ吉
他にもいっぱいあったなあ
なおのCR機の連荘は・・・警察エグイなと当時思ったな
訂正。脱税対策でプリペイドに移行させようとした
見返りは射幸心を煽りまくりな大連荘でした
出玉を追いすぎ
サンダーハナビオオハナが好きで周りは獣王だアラジンだGODで騒いでたイメージ
結局今もそうやろ…
人の金でやるのが依存症だぞ
大負けか大勝ちが好きなのは今も昔も変わらんのかね
店に居座り続けるのも怠いだろ
本当小遣い稼げた
借金するようなら重症
禿同
ダンプの場合、家賃代にも手を出したと言ってたから重症だと思う
使っちゃいけない金にまで手をつけたらかなり重症だと思うわ
で負けた負けたパチンコは勝てないと大騒ぎする
競馬よりよっぽど払い戻しもらってるはずなのになぜかその金がない
辞めたらそう思うんだよなw
時間の無駄だったと
マジでそう思うわ
せめて公営ギャンブルにつぎこんでほしい
50000負ける
8万負けた!!金がない!!と大騒ぎ
これがパチンカス脳
百姓一揆とかファインプレーだっけか
あと玉ちゃんファイトってあったよな
そんなに負けれるか?
ダンプは依存症だから勝っても負けても閉店までいるタイプなんだろう
辞めるために両方とも実機買って
店に行きたくなったら家で打ってた
家でアホほど売ってると
実際、めちゃくちゃ確率悪いって事を肌で感じで辞められたよ
パチンコなんて、プラスにするには
笑っちゃうくらい釘を甘くしないと出ないし
全体的に確率がものすごく偏ってるんだよな
出る時は纏って出るけど
出ない割合に比べてものすごくちょっと
確率や他人にオカマ掘られるの嫌って同じ台で延々とやる奴
データ見れば判るが4~5日出なくて70万円吸い込む台有るから気をつけろよ
暇があったらパチンコに行く
最終的に金も暇もないのにパチンコに行くようになる
大工の源やモンスターハウスとかに突っ込んで泣いてるときの救世主が玉ちゃんファイトだった
ガンバレガンバレ
当時は19歳の学生だったが、学校行かず彼氏と開店閉店でパチ屋に滞在して勝った金で焼肉食べてホテル泊まってまた朝から行って
持ってる物ブランド物で揃えて財布の中には必ず万札何枚かある状態だった
所詮泡銭だから給料と違い自由に使える金扱いだし遊びまくったので今となっては良い思い出だが、辞めるのは結構大変だったな
当然無収入だしサラ金もカネを貸してくれなくなる 使えるカネがゼロならパチに行きようがないから自然に止められるよ、退屈な日常になるけど退屈な日常のありがたみがよくわかるようになる
2時間で20万儲かる時もある
今のパチンコは大人のギャンブルに成長しました
無駄打ちが多い下手くそなんだろうな
蝶野も地方巡業のときパチンコ行ったら店の客が新日の選手ばかりだった話してたな
今と違って15万負けなんてそうそうお目に掛かれなかったはず
2円交換だったのかもしれんけどそれでも連日それだけ負けるのはないね
同じ台らしいから軽い池沼で店側に相当イジられてたのかね
当時で日に10万負けってヒキ弱すぎだよな
それか啓蒙のために大袈裟に盛ってるか
今の回らないLTの荒ぶれ機種ならわかるけど
当時は客も多くて薄利多売で一人あたりの負け額は今より遥かに少なかったはずだし
何なら勝つ日の確率も今より多いはず
毎日通っても10万負けは月イチ
週に1~2回は勝てて結局月平均だと-10万で勝てる月もあるってくらいだろうね 普通のヒキしてれば
当時のパチはそこまで負けないよね
昔のパチなんか15万も負けへんから
今のパチンコはそうとうヤバいんだな
金銭感覚が麻痺しそう
出る時は簡単に5000~10000枚出るけど、それ以上にサラっと同じ額を吸い込むから4号機時代より悲惨な事になってる。
高設定1日打って安定した勝利とか、低投資でワンチャンとか遠い世界の話になった。
話盛りすぎ
だからみんなパチンコ行って時間潰したりして
今はスマホとかあるから外に出ないでも楽しめたりするから
新日のレスラーもパチンコ好きが多かった 天山とか 永田はもう止めたらしいけど
識者による解説
話を完全に盛りすぎ。どうせ収支も取っていないのだろう。2.5円時代なら投資金2万円以下で平均収支で-3000円台に落ち着いているはず。1日の最高負け額でなく収支で語ってほしいところ。
ゴミクズニートの、昨日までの収支を出すが、現代でも平均収支が-4,429円。月に30日打っても、勝ったり負けたりの波を繰り返して合計13万円ほどのマイナスですむ。朝から晩まで打つという遊技時間が長いという条件でもその倍くらいか。
当時の2.5円で5個から7個戻しの機械は今よりもベースが高く千円で20-30回転ほど回る。今よりも負けにくかった。

ユーチューバーのゴミクズニートは、動画収益があって金があるからこそガンガン金を注ぎ込める。2024年なんて平均投資額45000円って異常だね。
2.5円時代は、投資額が2万円以内に収まってた。午前中に無制限札引けなければ帰るか、最初から無制限の3回権利の台に移動する。勝っても1万円程度。それで十分よかった。でも、今それに戻しても客はつかない。客が荒い勝負を望んでしまっている。そんな客しか残っていない。
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