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『フィーリンきっちん』レンコン×うなぎに驚き 「意外に合う」「素材がもったいない」

レンコンをすりおろしてチヂミに、意外な組み合わせが主役
9月22日放送の『滝沢カレン&和田明日香のフィーリンきっちん』では、秋の食材レンコンを使った「レンコンチーズチヂミ」が登場した。今回のゲストはNAOTO。冷蔵庫にある好みの食材も組み合わせながら、細かな工程に縛られず、その場の発想で料理を仕上げていく番組らしい展開となった。
特に目を引いたのは、レンコンをすりおろしてもちもちした生地へ変える使い方だ。レンコンは煮物やきんぴらのように食感を残す料理が定番だけに、形を崩してチヂミへ持っていく発想そのものに興味を示す意見があった。完成形を見て、ひっくり返した後の見た目が良くなったと評価する意見もあり、調理途中から仕上がりまでの変化が見どころになっていた。
うなぎとレンコン、「逆の発想が面白い」
さらに印象を残したのが、香ばしいうなぎとの組み合わせである。公式の番組説明でも、すりおろしたレンコンのもちもち感とうなぎを合わせる一品として紹介されている。
視聴中には「うなぎがレンコンに合うというより、レンコンがうなぎに合うのが意外」という趣旨の意見が出た。主役と脇役を逆に捉えた感想で、レンコンの使い方を広げる企画の狙いが伝わる部分でもある。一方で、うなぎを大胆に料理へ入れることについて、素材がもったいないと感じる意見もあった。
高価でそのまま食べても満足感のある食材を別料理へ組み込むことには賛否が出やすい。ただ、普段なら合わせない食材を試し、結果を楽しむのがこの番組の特徴でもある。無難なレシピではなく、完成するまで味を想像しにくいところが視聴の面白さにつながっている。
予定通りに進めない料理番組の面白さ
番組では、きっちりした手順をなぞるのではなく、途中で起きたことをその場で調整していく。今回も調理を誰が担当するのかという流れに対して「やらせるのか」と驚く意見が出るなど、出演者同士のやり取りそのものが見どころになった。
一般的な料理番組では、材料の分量や手順を分かりやすく示し、家庭で再現できることが大きな価値になる。対してこの番組は、料理に正解はないという考えを前面に出し、失敗しそうな場面も含めて進める。そのため、完成品だけを見るより「この材料をどう処理するのか」「本当にまとまるのか」という過程を楽しむ色が強い。
視聴後に「面白かった」という短い評価が出ていたのも、レシピの実用性だけではなく、調理中の予測できなさを含めて楽しんだ結果といえる。
レンコンの食感を残すか、変えるか
レンコン料理の魅力として真っ先に思い浮かぶのは、シャキシャキした歯ごたえだ。しかし、すりおろすことでその特徴をあえて消し、粘りともちもち感を生かす方法もある。今回のチヂミは、定番の食感とは別の方向からレンコンを使う料理だった。
調理途中には、これからすりおろすのではないかと予想する意見が早い段階から出ていた。普段から料理をする人なら、レンコンをすりおろした時に生地のつなぎとして働くことを想像しやすい。反対に、その調理法になじみがない人には、形のあるレンコンがチヂミへ変わっていく工程そのものが新鮮に映る。
食材の定番イメージを少し外すだけで、同じレンコンでも料理の幅は大きく変わる。番組の「フィーリング」という言葉は大胆さを強調しているが、実際には食材の性質を別の角度から使うアイデアが土台になっている。
再現性より「試したくなる」を優先した一皿
今回の放送で特徴的だったのは、完成品をそのまま家庭料理の正解として提示するのではなく、視聴者に「この組み合わせはどうなるのか」と考えさせる作りだったことだ。レンコン、チーズ、うなぎという並びは定番とは言いにくいが、それだけに結果を確かめたくなる。
もちろん、高価なうなぎを使うことや、細かな分量が気になる人には、そのまま再現しにくい料理でもある。それでも、すりおろしたレンコンを生地にする、チーズで香ばしさを足すといった部分だけなら家庭でも応用できる。
料理番組に求めるものが、正確なレシピなのか、発想のきっかけなのかで評価は変わる。今回の「レンコンチーズチヂミ」は後者の性格が強く、意外な組み合わせと調理中のやり取りを含めて楽しむ一皿となった。