『追放された転生重騎士』第14話「魔銀の巨人」が放送

TVアニメ『追放された転生重騎士はゲーム知識で無双する』第14話「魔銀の巨人」が10月1日に放送された。百足坑道で黒鋼装備を手に入れた重騎士のエルマと、道化師のルーチェは、ダンジョン内に響く足音から超レアモンスターの出現を察知。黒鋼を上回る素材を狙い、強敵との戦闘へ踏み込んだ。

第2クールに入り、オープニングとエンディングも一新された。一方、放送後の意見で特に大きな論点となったのは、戦闘そのものよりも前回までの映像やCM前後の場面を繰り返す構成だった。作品自体を面白いと評価しながら、進行の遅さだけは改善してほしいという意見が相次いでいる。

「実質15分アニメ」繰り返しの多さに厳しい意見

最も目立ったのは、同じ場面を再び見せる演出への不満である。ある視聴者は「令和の時代にどんだけ巻き戻し引き延ばしで放送しとんねん」と厳しく評価し、体感として本編が非常に短く感じると訴えた。

前回の終盤を次回冒頭でもう一度見せるだけでなく、CM前に流れた場面をCM後にも繰り返しているとの指摘がある。第14話についても「今回はCM前後2分くらい被ってなかったか」という意見が出ており、話の進行を待っている人ほど強く気になったようだ。

第1クールをまとめて視聴した人からも、「面白いのにそこだけ残念」という意見があった。作品やキャラクターを嫌っているのではなく、物語自体には興味があるからこそ、既に見た映像を何度も使うことが惜しいという評価である。

さらに、「無駄なく編集したらどんだけ短くなるんだろうな?」という疑問も出た。繰り返しがなくなれば1話の中でより先まで物語を進められるはずだという見方であり、第2クールでも同じ構成が続くのかを心配する人が少なくない。

エルマの危険な戦い方にも「もっと安全マージンを」の声

物語面では、エルマが格上の敵へ次々と挑む姿勢にも意見が集まった。本人がこの世界では死ねば終わりだと理解しているにもかかわらず、危険な戦闘を続けていることに対して、「もっと安全マージン取らないとだめやろ」という意見が出ている。

これに対しては、エルマは前世で遊んでいた世界の知識を持っており、敵の弱点や攻撃方法を把握しているため、本人にとって完全な初見戦闘ではないという反論もある。また、普段の戦闘は安定していても、徘徊する強敵や通常とは異なる挙動など、想定外の出来事が発生しているだけだと見る意見もあった。

第14話でも、ルーチェの攻撃と幸運が戦闘の重要な要素となった。これを見て「ルーチェ強いだけじゃんこれ」と感じる人もいれば、エルマはまだ重騎士として本来の能力を完成させる途中だという見方もある。

タイトル通り、エルマの強みは単純な攻撃力だけではなく、世界の仕組みや敵の攻略方法を知っていることにある。そのため、知識を利用して格上へ挑む展開を面白さと見るか、危険すぎる行動と見るかで評価が分かれている。

ルーチェの豪運とダイススラストに注目

ルーチェについては、第14話でもその幸運と攻撃力が話題になった。「ルーたんの豪運凄すぎ」という意見がある一方、戦闘でダイススラストへ頼る場面が多いことを気にする人もいる。

格上の敵との戦いで攻撃が外れながらも、重要な一撃を当てて大きくレベルを上げる展開には、世界の仕組みそのものへの疑問も出た。アタッカーとして戦うルーチェだけでなく、エルマにも多くの経験値が入っているように見えることから、経験値分配がどのような仕組みなのか気にする意見もある。

ただし、ルーチェは単純な幸運要員というだけではない。エルマの指示を理解して即座に行動できる点を評価し、「エルマの指示を正確に理解し実行できるルーチェは既に賢者だ」という意見もあった。戦闘能力だけでなく、二人の連携そのものを楽しんでいる視聴者もいる。

新OPは「盛り上がりどころが分からない」一方で新EDは好評も

第2クールの新しいオープニングとエンディングにも意見が分かれた。オープニングについては、激しい曲調でありながら「盛り上がりどころがわからない」という評価があり、以前の楽曲と比べて印象に残りにくいと感じる人もいる。

映像から今後パーティーメンバーが増えるのではないかと予想する意見もあり、新キャラクターの登場時期にも関心が集まった。ただ、現在の進行速度を見て、今後登場する人物を十分に描けるのか心配する人もいる。「このペースでやって新キャラちゃんと活躍できるん?」という意見は、巻き戻し演出への不満ともつながっている。

新エンディングについては、以前とは大きく雰囲気が変わったことで賛否が分かれた。前の映像を好んでいた人からは惜しむ意見が出た一方、「EDメチャクチャ格好いい」、「EDが中々かわいい」と新しい方向性を歓迎する人もいる。

第2クール開始による映像と楽曲の変更は、今後の展開を予想する材料にもなっている。特にオープニングに登場する人物を見て、現在のエルマとルーチェの二人旅がいつ変化するのかを待つ意見が増えている。

「面白いからこそテンポを改善してほしい」が中心

第14話への意見をまとめると、作品そのものへの拒否より、繰り返し映像によるテンポの悪さへの不満が強い。エルマの攻略知識、ルーチェの豪運、格上との戦闘、新しい仲間への期待など、物語を追い続ける理由は十分にあると感じている人がいるからこそ、同じ場面を繰り返して進行が遅くなる構成が惜しまれている。

一方で、第2クールから新OP・新EDとなり、今後のパーティー構成を想像させる要素も増えた。戦闘ではエルマの知識とルーチェの能力が引き続き中心となっており、二人がさらに格上の敵へ挑む流れも続いている。

「面白いのにそこだけ残念」という意見が、第14話を巡る反応を最も端的に表している。物語を先まで見たい視聴者が多いだけに、第2クールでテンポと見せ方がどう変化していくのかにも注目が集まりそうだ。