5-1の9回、タナー・スコットが2ランを浴びる

ロサンゼルス・ドジャースは10月3日、アトランタ・ブレーブスとのナ・リーグ地区シリーズ第1戦を5-3で制し、3勝先取のシリーズで先勝した。ドジャースは4回にテオスカー・ヘルナンデスの2ランで先制し、6回にはカイル・タッカーの2ラン、マックス・マンシーのソロ本塁打で加点。先発タリック・スクーバルは6回2安打1失点、7奪三振で試合をつくり、5-1で9回を迎えた。

最後を任されたのは左腕タナー・スコットだった。しかし先頭のロナルド・アクーニャJr.に安打を許すと、オジー・アルビーズに初球の速球を中堅へ運ばれ、2ラン本塁打。5-3まで追い上げられた。その後は2者を内野ゴロに打ち取ったものの、デーブ・ロバーツ監督は最後の1アウトをエバン・フィリップスに託した。フィリップスは四球を一つ与えながらもオースティン・ライリーを内野ゴロに仕留め、ドジャースが逃げ切った。

勝利直後に意見が集中したのは、この9回の継投だった。4点のリードが一発で2点差へ縮まり、あと1アウトという場面で投手を替えた判断をめぐって、安堵と不安が入り交じった。

「替えて正解」途中交代を支持する意見

目立ったのは、ポストシーズンでは点差よりも確実に試合を終わらせることが優先されるとして、ロバーツ監督の交代を支持する意見だった。「でも正解だわね」「2アウトランナーなしで諦めて交代したか英断」と、2ランを浴びた後の状態を見て続投させなかった判断を評価する言葉が並んだ。

特に、9回開始時には5-1だった試合が、アクーニャJr.の安打とアルビーズの本塁打によって短時間で5-3へ変わったことが不安を強めた。「劇場はいらんからね」「これ以上は勘弁してください」と、レギュラーシーズン以上に一つの失点が重い短期決戦であることを意識した意見が続いた。

一方で、スコットは本塁打の後に2人を内野ゴロに打ち取っている。そのため「ホームランの後は2人抑えたし良いでしょう」と、崩れたままではなかった点を評価する意見もあった。それでもロバーツ監督は完投させず、残り1アウトでフィリップスを投入した。この慎重な継投を、シリーズ初戦を落とさないための判断として受け止める意見が多かった。

「クローザーで使うのは怖い」今後の9回を心配する意見

次に多かったのが、今後の終盤起用そのものへの不安だった。「タナスコ怖w 僅差じゃなくて良かった」「抑えがディアスもタナスコも不安」といった意見があり、4点差だったから逃げ切れたものの、1点差や2点差ならさらに厳しかったのではないかという見方である。

「クローズ出来なかったのは非常痛い」という強い意見もあり、単に第1戦を勝ったかどうかではなく、残りの地区シリーズで誰に9回を任せるのかへ関心が移っていた。短期決戦では同じ投手が数日後に再び重要局面を任される可能性が高い。それだけに、第1戦の9回で見せた不安定さを次戦以降の材料として見る人が少なくなかった。

スコットについては、球種や制球を理由に抑え起用へ疑問を示す意見もあった。また「次はやってくれるやろ」「今年のあなたは大丈夫」と、今回だけで見限るのは早いとして次の登板に期待する意見も確認できた。厳しい評価が優勢ではあるものの、2ランの後に立て直した部分まで含めて評価しようとする見方も存在した。

フィリップス投入にも安心一色ではなかった

交代後に登板したフィリップスへの期待も大きかった。「頼むフィリップス」「てがたーくフィリップス」と、最後のアウトを確実に取ってほしいという意見が続いた。一方で、投手交代そのものを歓迎しながらも「フィリップスがな、どうなるか」と、こちらにも緊張を感じる人がいた。

実際、フィリップスはマウリシオ・デュボンにフルカウントから四球を与え、同点の走者が打席に入る状況をつくった。それでも最後はライリーを内野ゴロに打ち取り、5-3で試合終了。結果としてロバーツ監督の継投は勝利につながったが、9回が簡単な三者凡退では終わらなかったことで、救援陣への警戒感は完全には消えなかった。

「もうタナスコで良かったんでは?コロコロ変える意味はあるのか」と、頻繁な投手交代に疑問を示す意見も一部にあった。スコットが本塁打後に2アウトまで取っていたため、最後まで任せてもよかったという立場である。交代支持が目立つ中でも、投手を替えること自体が新たな不確定要素を持ち込むという見方は残った。

佐々木朗希を終盤で見たいという期待も

終盤の投手起用をめぐる意見では、佐々木朗希の名前も挙がった。「これは佐々木クローザーだな」「個人的には佐々木を試してほしかった」と、スコットが不安定だったことで別の選択肢を求める意見である。

9回前から「上位打線だから朗希かタナスコかな」と予想する意見もあり、誰が重要な終盤を担うのかは試合中から関心を集めていた。第1戦ではスコットからフィリップスという継投になったが、地区シリーズが続く中で救援陣の役割が固定されるのか、それとも相手打者や試合状況に応じて変わるのかを気にする意見が出ている。

ただし、佐々木を実際にクローザーへ固定すべきだという事実が決まったわけではない。取得した意見では、スコットの2失点を受けて代替候補として名前を挙げる形が中心だった。第1戦の終盤が緊迫したことで、次戦以降の勝ちパターンそのものへ関心が広がった形である。

勝利への安堵と救援陣への不安が同時に残った

ドジャースはスクーバルの好投と3本塁打で5点を奪い、地区シリーズ第1戦を5-3で取った。意見では勝利を喜びながらも、9回にスコットが2ランを浴びた場面への不安が最も強く、途中交代については「正解」「英断」と支持する見方が目立った。

次いで多かったのは、今後もスコットを僅差の9回で起用するのかという懸念である。その一方、被弾後に2アウトを取った点を評価し、次の登板での立て直しを期待する意見もあった。フィリップス、佐々木朗希を含め、ポストシーズンの終盤を誰に託すのか。第1戦は勝利と同時に、その起用法へ多くの意見が集まる試合となった。