
『大金星マッチ』でプロと素人が肩書きを隠して料理対決
10月3日に放送された『大金星マッチ-素人はプロに勝てるのか?-』では、料理人たちが肩書きと正体を隠して対決する覆面料理バトルが行われた。ミシュラン星付きフレンチシェフに、料理の腕を持つ高校生、サッカー部の寮母、岩﨑大昇らが挑み、山崎育三郎がMC、後藤輝基が進行を担当。長野博、河北麻友子、中岡創一が審査に加わった。
出場者はアニマルマスクで顔を隠し、誰がプロで誰が素人なのかを伏せた状態で料理を披露する。ハンバーグから始まり、ワンパンパスタ、チャーハンへと進む勝ち抜き形式で、肩書きではなく完成した料理そのものを評価できるのかが見どころとなった。
放送中には「最強素人のみなさんのハンバーグ、クオリティ高くてびっくり」「全部食べてみたい」と、プロに挑む側の料理を高く評価する意見が出た一方、覆面方式そのものについては「プロと素人も分からないようにしないと意味がないのでは」という疑問も相次いだ。
最強素人の料理に「クオリティ高くてびっくり」
最初のハンバーグ対決では、肩書きだけを見ればプロが圧倒的に有利に思える組み合わせだった。しかし料理が並ぶと、素人側の完成度に驚く意見が目立った。「最強素人のみなさんのハンバーグ、クオリティ高くてびっくり」という意見や、「全部食べてみたい」と料理そのものに興味を示す意見が出ている。
プロ側に対しても「さすがプロだーすごい」「プロのシェフでなんか安心した」と、その技術を評価する意見があった。単純に素人がプロを倒す展開だけを期待するのではなく、プロが実力を見せることにも満足感があったようだ。
一方、審査結果については「長野くん、プロの点数が一番低いんですが。好みの問題?」と驚く意見も出た。料理は技術だけで順位が決まるわけではなく、審査する側の好みも結果に影響する。そのため、肩書きを外したことで予想通りにはならない面白さが生まれていた。
岩﨑についても「最強素人として出るのか、すごいな」と期待する意見があったが、脱落すると「選んでもらったけど大昇脱落残念」と惜しむ意見が出た。出演者を応援しながら料理対決の結果を追う楽しみ方も見られた。
「料理しているところを見せたら分かる」覆面方式には疑問も
今回、最も意見が分かれたのがアニマルマスクを使った覆面方式である。番組の狙いは肩書きによる先入観を外すことだが、「顔を隠してる意味ないやろ」「なんでぬいぐるみを着なきゃだめなの」と、仕掛けそのものを疑問視する意見が出た。
特に指摘されたのが、審査側から調理の様子が見える構成である。「料理だけ食べてるなら分かるけど、目の前で調理されたらシェフが誰だかすぐバレるじゃん」「料理してるところを見せなければいいのに」という意見があり、正体を隠して純粋に料理だけを比べるなら、調理工程まで見せない方が公平なのではないかという疑問につながった。
さらに、番組中の説明にも敏感な反応があった。「プロの味を再現するポイントと言ったら、誰がプロなのか分かるのでは」と、何気ない言葉から正体を推測できてしまうことを気にする意見もあった。
その一方で、覆面方式を肯定する声もある。「プロが作ったと言われるとおいしく感じることもあるし、未成年が作ったと考えて余計なことを考えなくていいから、この着ぐるみ作戦は正解かも」という意見だ。誰が作ったかを知ることで生まれる先入観を減らすという番組の狙いを評価する見方である。
審査は料理だけなのか 演出との境界にも反応
放送では、料理の完成度だけでなく出演者の人物像やリアクションも映し出されるため、「本当に料理だけを見ているのか」という点にも意見が集まった。
高校生の挑戦者が登場すると応援する声が増え、「頑張れ」と声援を送る意見が出た。一方で、人物が分かるような状態になれば、料理だけを公平に評価するという企画の前提が揺らぐのではないかという見方もある。
「プロと素人も分からないようにしないと意味ない」という意見は、その違和感を端的に表している。肩書きを隠していても、調理技術、振る舞い、年齢や体格などから出場者を推測できるなら、完全なブラインド審査とは言いにくいというわけだ。
ただ、視聴者側にとっては、誰がどの料理を作っているのかを予想すること自体が楽しみになっていた。「調整しすぎだろ」「絶妙に調整したな」と展開を面白がる意見もあり、厳密な料理競技として見る人と、バラエティーとして仕掛けを楽しむ人で受け止め方が分かれていた。
プロの強さと素人の大金星、どちらも見たい構図
番組名が示す通り、最大の関心は素人がプロに勝てるのかという一点にある。しかし放送中の意見を見ると、視聴者が素人の勝利だけを望んでいたわけではない。
プロの料理には「さすがプロ」と評価が集まり、素人側には「クオリティが高い」「全部食べてみたい」という驚きが向けられた。つまり、プロが簡単に負ければいいわけでも、素人が順当に敗れればいいわけでもない。実力差があるはずの両者が、肩書きを外した時にどこまで接近するのかが面白さになっていた。
そのため、審査結果が予想と違えば「好みの問題?」という疑問が生まれ、素人側が健闘すれば驚きが広がる。肩書きを伏せたことで、料理を食べる前から結果を決めつけにくくした点は、実際に視聴者の意見を引き出していた。
一方で、その仕掛けを徹底するなら「調理しているところまで隠した方がいい」という意見も残った。覆面にする意味を感じた人と、まだ正体を推測できる余地が大きいと感じた人の双方がいた形だ。
企画の面白さと公平さが同時に話題に
今回の放送で目立ったのは、料理の出来栄えへの驚きと、覆面審査の公平さをめぐる意見だった。最強素人の料理には予想以上の完成度を評価する声があり、プロにはプロらしい技術への納得があった。
その一方、「顔を隠すだけで十分なのか」「調理工程を見せたら正体が分かるのでは」「プロと素人であること自体も伏せるべきでは」と、番組の根幹となる仕掛けをさらに徹底してほしいという意見も出ている。
肩書きに左右されず料理を評価するという企画だからこそ、視聴者も審査方法の細部まで気になったようだ。単なる料理対決ではなく、誰が作ったかという情報が味の評価にどこまで影響するのかまで含めて楽しめる放送となった。
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