『フィーリンきっちん』で長野博が特製キーマカレー

10月2日午前9時55分から『滝沢カレン&和田明日香のフィーリンきっちん』が放送された。この日は和田明日香がMCを務め、ゲストの長野博、週替わりアシスタントの中西茂樹と料理を展開。長野は干ししいたけと戻し汁を使った特製キーマカレーを作り、和田は納豆とブロッコリーの和え物を披露した。

番組は、週ごとに決められた食材とゲストの冷蔵庫にある食材から発想し、細かな工程に縛られず料理を組み立てていく内容である。今週は食通として知られる長野がゲストとして出演しており、最終日の今回はカレー作りに視線が集中した。

放送中の意見では、しいたけの戻し汁をカレーへ使う発想への驚きに加え、長野の料理への強いこだわり、調理の見た目、スパイスの扱いなど具体的な場面への意見が続いた。

「しいたけの戻し汁」に早くも賛否

調理が始まって最初に関心を集めたのは、干ししいたけと戻し汁だった。「しいたけの戻し汁って臭いよな」と香りを気にする意見が出る一方、「しいたけはカレーに入れるだろ」と、組み合わせ自体は珍しくないと受け止める人もいた。

カレー粉についても好みが分かれた。特定のカレー粉を推す人がいる一方、市販のカレールーで十分ではないかという意見もあり、手をかけて作る長野の方法と、家庭で手早く作る方法を比べる見方が早い段階から出ていた。

さらに「しいたけって単独でしか成立しないと思う」という意見もあり、しいたけの個性を他の食材と合わせること自体に慎重な人もいた。干ししいたけのうまみを生かす長野の狙いに対し、見る側では香りや組み合わせへの好みがはっきり分かれた形である。

長野博の料理に「さっそく長野色」

午前10時6分ごろからは、長野らしい調理の進め方そのものへの意見が増えた。「さっそく長野色」と、食へのこだわりが料理に現れたことを面白がる人がいる一方、完成途中の見た目にはかなり厳しい意見も出た。

調理中の状態を見て「見た目が汚くなる」と気にする人や、「何をどうするとこんな不気味な料理が出来上がるんだ」と驚く人もいた。完成前の段階とはいえ、画面に映る料理の見た目に強く引っ張られた人がいたことが分かる。

一方で、別番組でも長野の料理を見ているという人は、今回だけの偶然ではなく、長野の料理には独特の個性があるという見方を示していた。「金曜短いから長野見るわ」と、この日の放送を選んで見続けるという意見もあり、独特な調理そのものが番組を見る理由になっている人もいた。

衣装についても別番組と比べて「今回はまとも」と見る意見があり、料理だけでなく長野のテレビ出演を継続して見ている人ならではの比較も出ていた。

スパイスへのこだわりに「時間かけるようなものじゃない」

キーマカレー作りが進むと、スパイスの扱い方にも意見が集まった。粉末を細かく量っているように見える一方で、投入自体は大胆に見えたとして、「ものすごく量って入れてるようでかなり大雑把」という意見が出た。

その人は続けて、そこまで時間をかける料理なのかとも疑問を示している。別の人からは「スパイスからカレーを作る男とは結婚するな」と冗談めかした意見も出て、料理への強いこだわりを家庭生活と結び付けて面白がる流れになった。

この意見には「こだわりだけ凄くて本質が見えないってことだろうな」と理由を補う意見もあった。もちろん長野本人の家庭生活を示すものではなく、あくまで調理工程を見た人たちが、手間の多さを題材に盛り上がった場面である。

一方、キーマカレーについて「肉そぼろのカレー味と同じことだよね」と料理そのものを身近なものとして捉える意見もあった。凝ったスパイス使いを特別な料理として見る人と、もっと単純な料理として見る人の温度差も表れていた。

カレーの作り方をめぐり細かなツッコミも

料理番組らしく、作り方に対する細かな指摘も続いた。「スリランカカレーにルーなんか使わない」と、和田の説明に疑問を示す意見があり、カレーの種類や作り方に詳しい人ほど言葉の使い方を気にしていた。

「カレーの隠し味に何入れる?」と自分の家庭の作り方へ話を広げる人もおり、画面の料理を眺めるだけではなく、自分の調理経験と比較しながら見る人がいた。しいたけ、カレー粉、スパイス、隠し味と、材料や工程が変わるたびに話題も移っている。

また、中西茂樹が言葉を聞き逃した場面をすぐ拾う意見もあり、料理だけでなく出演者同士のやり取りも細かく見られていた。料理の完成形だけを評価するのではなく、途中で起きる小さな出来事まで楽しむ人がいるのも、この番組の特徴となっていた。

厳しい意見も含め「長野の料理」を見続ける人たち

今回の放送で目立ったのは、単純に「おいしそう」と評価する内容より、長野の料理の個性へ細かく突っ込む意見だった。しいたけの戻し汁を使うこと、スパイスを量る工程、途中の見た目など、具体的な調理場面ごとに意見が出ていた。

中にはかなり厳しい表現もあったが、それでも別番組での長野の料理を知る人が比較を持ち出したり、あえて今回も長野を見ると書いたりしており、強いこだわりを持つ料理人としての長野の姿そのものが関心を集めていた。

最も大きな論点は、手間をかけて独自の味を作る長野の方法を面白いと見るか、家庭料理としてはもっと簡単でよいと見るかという違いだった。そこに、しいたけの香りやカレーの作り方への個人的な好みが重なり、30分の料理番組ながら具体的な意見が次々と出る放送となった。