
『暴れん坊将軍10』第15話を早朝に再放送
10月2日午前4時からテレビ朝日で『おはよう!時代劇 暴れん坊将軍10』第15話「家を乗っ取る兄嫁!鬼の仕打ちに隠された謎?」が再放送された。松平健演じる徳川吉宗が、酒に酔って暴れる若侍と、その男を厳しくたしなめる兄嫁をめぐる騒動へ踏み込んでいく一話である。
物語の発端となる若侍は小野要次郎。半年前に病死した勘定方役人・小野左内の弟で、左内の死後、小野家は要次郎ではなく兄嫁もんの弟・源三郎が継いでいた。家督を継げなかった要次郎が荒れる一方、吉宗は小野家で起きている出来事の裏側を探っていく。
放送中の意見では、家督をめぐる謎への関心とともに、悪役として登場した川合伸旺の存在感、要次郎の短気な性格、そして終盤のおなじみの展開を楽しむ内容が目立った。特に川合伸旺が画面に現れてからは、その顔を見ただけで悪役だと確信するような意見が続いた。
川合伸旺の登場に「悪人じゃなかった記憶ない」
午前4時30分台、川合伸旺が演じる人物が登場すると、意見は一気にその悪役ぶりへ集中した。「川合伸旺に殺されるぞ」と先の展開を予想する内容に続き、「川合伸旺、名悪役の人でしたか」と俳優そのものへ注目する人も現れた。
中でも印象的だったのが「この人が出て悪人じゃなかった記憶ない」という意見である。さらに「僕が幼少期から悪い人の俳優さん」と、長年にわたり時代劇を見てきた経験から川合の印象を語る人もいた。
別の意見では、昔の悪役俳優について「美学があると言うか、あの辺の悪役俳優は格好良い」と評価していた。悪人役であることを嫌うのではなく、悪役として画面に出た瞬間に物語の空気を変える存在感そのものを楽しんでいる形である。
「川合伸旺が悪役じゃないと調子狂っちゃう」という意見まであり、第15話の内容だけではなく、時代劇で何度も悪役を演じてきた俳優への記憶を重ねながら見る楽しみ方が強く出ていた。
家督を奪われた要次郎には「弟責められない」の意見も
物語前半では、兄の死後に小野家を継げなかった要次郎の荒れ方にも意見が集まった。要次郎は酒に酔って暴れ、周囲から短気な人物として扱われる。その姿には「このアホ弟だったら継がせないわ」と厳しく見る意見が出た。
ところが、兄嫁もんの弟が小野家を継いだ事情が示されると、受け止め方は単純ではなくなる。「どう見てもお家乗っ取りだから、弟責められないだろ」と、要次郎が荒れる理由にも理解を示す意見が現れた。
兄嫁側についても「鬼嫁一家が聖人過ぎる」と見る人がいる一方、「たぶんあわよくば乗っ取る気でいる」と疑う意見があり、真相が明かされる前の段階では登場人物のどちらを信用するかで見方が割れていた。
要次郎が危険な行動へ向かう場面では「こんなんでカタキが取れる訳ないだろ」「短気粗暴よええ」と、その無鉄砲さを笑う意見が続いた。家督をめぐる事情には同情できても、本人の短気さについては厳しく見る人が多かった。
終盤は「また見忘れた」で一斉に盛り上がる
午前4時49分ごろ、物語が終盤の対決へ入ると、おなじみの展開を待っていた人々の意見が急増した。吉宗が正体を明かす場面では、悪人側が将軍の顔をすぐに認識しない展開に「見忘れ無能」「まーた忘れられてた」といった意見が連続した。
特に「だからたった数日前に話しただろう」「何度見忘れれば気が住むのじゃ伸旺!」という意見は、同じ俳優が別の悪役として繰り返し登場する時代劇ならではの楽しみ方である。「お、川合さん気づいた!」と、ようやく吉宗の正体に気付いた瞬間まで細かく見守る人もいた。
敵方が配下を呼び集める場面では「また勘定奉行が悪巧みかよ」「先生がいる」「先生最前線」と、悪役側の布陣にも次々と意見が出た。殺陣が始まると「今宵も暴れる」と待っていた展開を歓迎する内容が続き、早朝の再放送ながら終盤の盛り上がりは大きかった。
一方、毎回のように幕府の要職に悪人が現れる構図には「毎月勘定奉行が死んでるけど、この幕府は誰が金勘定してるの?」という皮肉も出た。それに対して「上様と爺と忠相で回してるからなこの幕府」と返す意見もあり、作品の定番構造そのものを楽しむやり取りになっていた。
仇討ちの決着には驚きとツッコミが集中
終盤の仇討ちでは、それまでの殺陣とは違う決着に意見が集中した。「本懐!」と展開を歓迎する人がいる一方、「上様公認殺人きた」「民にころしをさせる」と驚く内容も相次いだ。
「夫の仇!」と事情を理解した直後に決着を見届ける人もおり、吉宗が悪人をすべて自分で斬る通常の流れとの違いが強く意識されていた。「よし!余の目の前で人を殺めたな!無罪である!」と、劇中の状況を誇張して楽しむ意見まで出ている。
その後、事件が収まった場面でも要次郎には「でもこいつの短気粗暴は治らないよ」という厳しい意見が残った。家督問題が解決へ向かっても、序盤から描かれた性格まで急に変わるわけではないという見方である。
最も盛り上がったのは名悪役と定番展開
今回の第15話で最も目立ったのは、川合伸旺の登場を見た瞬間から悪役としての存在感を楽しむ意見だった。「悪人じゃなかった記憶ない」という言葉に代表されるように、過去の時代劇で積み重ねられた印象まで含めて楽しむ人が多かった。
次に多かったのは、吉宗の顔を忘れる悪人への定番のツッコミと、終盤の殺陣や仇討ちへの意見である。家督を奪われた要次郎には同情する内容もあったが、短気な性格には最後まで厳しい意見が続いた。
第15話は家督をめぐる謎を追う物語でありながら、名悪役の登場、正体を明かす吉宗、悪人側のおなじみの対応、殺陣という『暴れん坊将軍』らしい場面でも大きく盛り上がった回となった。
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