ものまね芸人のカトリーナ陽子と、お笑いトリオ「ビックスモールン」のグリが結婚を発表した。本人たちは温かく笑顔あふれる夫婦を目指すと報告したが、公開反応で最も盛り上がったのは結婚そのものより、ビックスモールンの現在の姿だった。

「2人組だと思っていた」が圧倒的

反応では「ビックスモールンはコンビだと思っていた」「いつの間に3人になったのか」という驚きが相次いだ。赤と青の衣装で活動していた2人組の印象が強く、後から加入した緑担当のグリを知らなかった人が多かったためだ。

グリについて「もともと大ファンで、弟子入りを希望したところメンバーになった珍しい経歴」と説明する反応もあり、結婚ニュースをきっかけにトリオ化の経緯を初めて知った人も多い。

「20年ほど前から見ていたので35歳という年齢に違和感を持った」という声もあったが、これは初期メンバーと新加入メンバーを混同したことによる反応である。知名度の記憶が昔の2人組時代で止まっている視聴者の多さが、そのまま議論になった形だ。

実はYouTubeで大規模な人気

もう一つの驚きは、ビックスモールンのYouTube活動である。公開反応には「とっくにテレビから消えたと思っていたのに、動画では大きな実績があると知って驚いた」という声が複数あった。

言葉に頼らず動きで見せる身体芸は海外視聴者にも伝わりやすく、ショート動画を中心に国境を越えて見られているという指摘もある。「日本のテレビでの露出だけを見ていると現在の人気規模を読み違える」という反応は、今の芸人活動の変化を象徴している。

一方、登録者数や総再生数が大きくても、通常動画の再生数とは差があるとして、数字だけで収益や国内知名度を推測するのは危険だという冷静な意見も出ている。

カトリーナ陽子にも「見たことがある」の声

カトリーナ陽子については、「ものまね番組や『鬼レンチャン』で見たことがある」という反応があった。山口百恵のものまねで知られる一方、名前だけではすぐ人物像が結びつかなかった人も多かったようだ。

そのため「誰と誰だと思ったが、写真を見たら両方知っていた」という声もあり、ネット時代特有の知名度の分散が見える。テレビ、YouTube、ものまね番組と活動場所が分かれると、同じ芸能人でも見る層によって認知度が大きく変わる。

結婚ニュースが芸人の現在地を可視化

もちろん「おめでとう」「良い話だ」という祝福もある。しかし今回の反応で強かったのは、結婚を入口にビックスモールンのトリオ化や海外向け動画の成功を再発見する流れだった。

かつてテレビで見た芸人が、知らない間にメンバーを増やし、別のプラットフォームで巨大な視聴者を獲得している。今回の結婚発表は、芸能人の「今の知名度」が地上波だけでは測れない時代になったことも浮き彫りにした。